2008年10月2日(木)
フロム・ソフトウェアは、Xbox 360用ソフト『Shadow Assault ~TENCHU~(シャドウアサルト テンチュウ)』を、Xbox LIVE アーケードで10月8日に配信する。価格は800マイクロソフトポイント。
『シャドウアサルト テンチュウ』は、同社よりまもなく『4』も発売される忍者ACT『天誅』シリーズの世界観を引き継いだ、多人数参加型のトラップアクションゲーム。“力丸”や“彩女”、“鬼陰”といったお馴染みのキャラクターが登場し、「罠を仕掛けて、敵をはめる」というシンプルなゲーム性のもと、最大4人での奥深い駆け引きが楽しめる。
プレイヤーは、操作キャラクターを選択した後、多彩な忍具で罠を仕掛け、他のプレイヤーを罠にはめてポイントを稼いでいく。忍具はステージマップ上に落ちているので、「どの忍具を取るか」、「どこに罠を仕掛けるか」といった判断が瞬時に要求される。
プレイヤーが選択できるキャラクターたちはそれぞれ、スピードが速い、ノックバックが少ないなどの「特性」と、一発逆転も狙える強力な攻撃を放つ「必殺技」を持っている。必殺技を使えるのはマルチプレイモードのみなので、対人戦における駆け引きの奥深さが一層増すだろう。
“力丸”が必殺技を使用している画面(左)と、“彩女”が必殺技を使用している画面(右)。各々で必殺技が異なるのはもちろん、本家シリーズにもあったようにキャラクターごとに能力が個性づけされている。 |
また、キャラクターの持つ固有の能力を生かす以外にも、2つ以上の罠に引っ掛ける「トラップコンボ」というテクニックが存在する。これは、キャラクターが罠や武器で攻撃を受けた時にノックバックする(後ろに吹き飛ぶ)のを利用したコンボで、ノックバックさせた反動で2つ以上の罠に掛ければ一気にポイントを稼ぐことが可能だ。
キャラクターがノックバックさせられた先に罠があれば、連続してトラップにはまってしまう。うまくすれば上のように、相手を盛大に罠に引っ掛けてコンボの爽快感を味わうことも可能だ。ただし、自分がトラップコンボを決められないよう、位置取りには注意しよう。 |
Xbox LIVEを利用すれば、2~4人で対戦を行うマルチプレイモードがプレイできる。マルチプレイモードでは、世界中のプレイヤーと対戦可能だ。さらに、1つの本体に複数のコントローラをつなげば、最大4人でのオフラインマルチプレイが行える。加えて、対戦相手にCPUを入れることで、少ない人数でも4人対戦を実現可能。個人戦だけでなく、チームを組んでの対戦ができるので、協力プレイも楽しめる。
マルチプレイモードでは、最終ポイントを競う通常ルールの他に、トラップにかかった者から脱落する「バトルロイヤル」、規定ポイントを獲得する早さを競う「クイックモード」もプレイ可能だ。 |
もちろん、本作にはシングルプレイモードも用意されている。「密書を集めろ」、「敵から逃げろ」、「目標を破壊しろ」といった、さまざまな任務を与えられる。ステージは全部で30収録されるとのことだ。
シングルモードでは、敵に見つからないよう罠を仕掛けていくのが基本だ。敵はこちらを発見すると、追い掛け回して攻撃を仕掛けてくる。体力が0になるとゲームオーバーなので気をつけよう。 |
※画面は開発中のもの
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