SCEは、本日10月9日に東京ゲームショウ内で開催したカンファレンスにおいて、80GBハードディスクを搭載したPLAYSTATION3を10月30日に発売すると明らかにした。価格は39,980円（税込）。

　このカンファレンスに登壇した同社プレジデントのショーン・レーデン氏は、80GB版にはワイヤレスコントローラ「デュアルショック3」が標準搭載されることを明らかにした。また同じく10月30日に、PS3本体とPS3用ソフト『リトルビッグプラネット』、そして2つのデュアルショック3を同梱した「PS3 リトルビッグプラネット ドリームボックス」を44,980円（税込）で発売すると発表。ソフトとコントローラを同梱した『リトルビッグプラネット デュアルショック3 同梱版』も7,980円（税込）で発売される。なお、80GB版の発売にともない、現行モデルである40GB版はオープン価格での取り扱いになる。

▲写真は、カンファレンスに出席したショーン・レーデン氏のもの。モニターなどには表示されなかったが、KONAMIの『ワールドサッカー ウイニングイレブン』の同梱版も予定していると言及した。

　また、このカンファレンスではネットワークサービス関連のアナウンスも行われた。1つめは「PLAYSTATION Store for PSP」が10月15日よりスタートすること。このサービスは、PSPから直接「PLAYSTATION Store」を利用できるもので、PSP-3000がリリースされる前日のサービススタートとなる。

　2つめは「アドホック・パーティ」について。これは、PS3を介して遠隔地のユーザーとPSPのアドホックモードを使用したタイトルを遊べるサービスで、スタートは10月30日を予定。カプコンの『モンスターハンターポータブル2nd G』が対応タイトルとして発表されていた。サービス開始後は、セガの『ファンタシースターポータブル』なども対応する予定だ。

　そして3つめはPS3の仮想空間コミュニティ「HOME」について。こちらは、オープンベータテストを2008年内に行う予定であることが明かされていた。この後、再びショーン氏が登壇して「PSフォーマットは、みんなの遊び場になるものです」とにこやかに発言し、ステージは終了となった。

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