2008年10月9日(木)
今年も任天堂タイトルが多数受賞! 「日本ゲーム大賞2008」受賞作品発表
本日10月9日、「東京ゲームショウ2008(以下、TGS2008)」において、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する「日本ゲーム大賞2008」の「年間作品部門」受賞作品が発表された。
「日本ゲーム大賞」は、優れたゲームタイトルに与えられる賞。今回、受賞作品が発表された「年間作品部門」は、2007年4月1日~2008年3月31日に発売されたタイトルの中から、「日本ゲーム大賞 選考委員」による審査や一般投票の結果、販売本数などを踏まえて受賞作品が選考される。
今回、「年間作品部門」の大賞を受賞したタイトルは、Wii用ソフト『Wii Fit』とPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル 2nd G(以下、MHP 2nd G)』の2本。どちらも、これまでゲームをプレイしたことのなかった人からの人気も高かったことが、受賞の決め手となった。また『Wii Fit』は、「ベストセールス賞」も合わせて受賞。全世界で527万本、集計期間だけでも185万本のセールスを記録したとのことだ。
任天堂の代表取締役専務・宮本茂氏(画像左)と『MHP 2nd G』のプロデューサー・辻本良三氏(画像中央)。宮本氏は、家庭用ゲーム業界の発展に寄与した人物やメーカーに与えられる「経済産業大臣賞」も受賞した。 |
司会進行は、伊集院光氏と前田美咲さんが担当。伊集院氏からは、『MHP 2nd G』について「盛り上がりすぎるんで、「狩り禁止」という張り紙がある楽屋もあるんですよ」というこぼれ話も飛び出した。 |
大賞と「ベストセールス賞」では、各タイトルに投票したユーザーの中から選ばれた代表者がプレゼンターを担当した。 |
この他、計12本の作品が「優秀賞」、「グローバル賞日本作品部門」、「グローバル賞海外作品部門」、「特別賞」を受賞した。各賞の一覧については、下記を参照してみてほしい。
「日本ゲーム大賞2008」年間作品部門 受賞作品一覧 |
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ゲームタイトル |
対応機種 |
メーカー |
|
大賞 |
『Wii Fit』 |
Wii |
任天堂 |
『モンスターハンターポータブル2G』 |
PSP |
カプコン |
|
優秀賞
|
『スーパーマリオギャラクシー』 |
Wii |
任天堂 |
『大乱闘スマッシュブラザーズX』 |
Wii |
任天堂 |
|
『デビル メイ クライ 4』 |
PS3/Xbox 360 |
カプコン |
|
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』 |
DS |
スクウェア・エニックス |
|
『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊/闇の探検隊』 |
DS |
ポケモン |
|
『マリオパーティDS』 |
DS |
任天堂 |
|
『龍が如く 見参!』 |
PS3 |
セガ |
|
『レイトン教授と悪魔の箱』 |
DS |
レベルファイブ |
|
『ワールドサッカーウイニングイレブン 2008』 |
PS3/PS2/Xbox 360 |
KONAMI |
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ベストセールス賞 |
『Wii Fit』 |
Wii |
任天堂 |
グローバル賞 日本作品部門 |
『はじめてのWii』 |
XWii |
任天堂 |
グローバル賞 海外作品部門 |
『ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック』 |
PS3/PS2/Wii/Xbox 360 |
アクティビジョン |
特別賞 |
『コールオブデューティー4 モダン・ウォーフェア』 |
PS3/Xbox 360 |
アクティビジョン |
今回の「日本ゲーム大賞2008」で各賞を受賞したクリエーター。それぞれにはトロフィーが贈呈された。 |
最後に、CESAの会長を務める和田洋一氏が講評を行った。和田氏は、「今までゲームをしなかった人も楽しめるゲームなども登場し、お客様の層が広がってきました。クリエイターにとっては、以前よりさらにチャレンジする幅が広がったと思います」とコメントし、今後のゲーム業界の更なる発展に期待を寄せていた。
【開催期間】
・ビジネスデイ……2008年10月9日~10日
・一般公開日……2008年10月11日~12日
【開催会場】幕張メッセ(千葉県)
【入場料】
一般(中学生以上)……前売り 1,000円(税込)/当日1,200円(税込)
小学生以下……無料
特別割引入場券……当日券のみ 100円(税込)