2008年10月10日(金)
落下、恐怖、疾走――感覚がモノをいう1人称A・AVG『ミラーズエッジ』試遊レポ
エレクトロニック・アーツは、12月11日に発売するPS3/Xbox 360用アクションAVG『ミラーズエッジ』の試遊台を、東京ゲームショウ2008の同社ブースに設置している。ここでは、本作の体験レポートをお届けする。
『ミラーズエッジ』は、運び屋集団の女性“フェイス”を操る1人称視点型のアクションアドベンチャーゲーム。ブースではPS3とXbox 360の試遊台が分かれており、どちらかを選択可能。記者がプレイしたXbox 360版では、おそらく第1ステージと思われる「ビルの屋上~屋内」をプレイできた。プレイエリアはPS3版も同様。
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▲ユニークな操作方法、独創的なゲームデザインと、他に類を見ないタイトルだけに、試遊台後方から他の人のプレイをじっくり見ている人が多かった。 |
前にプレイしている方の様子を見ていたのだが、ステージをクリアするまでにプレイ制限時間の10分ギリギリかかっていた。パッと見た限りで、操作が難しい印象は受けなかったのだが……いざプレイしてみると難しい。
「難しい」と感じさせる理由は、ひとえに1人称視点でのアクロバティックなアクションにある。我々は普段、ビルからビルへ飛び移ったり、銃を持った敵に素手で襲いかかったりすることはない(多分)。こうした行為を自分の視点で行う必要があるのだから、難しいのは当然なのかもしれない。つまり「プレイしながら感覚をつかめ」ということだ。
操作方法をつかみ、ある程度自由に“フェイス”を操れるようになってくると、俄然おもしろくなる。高いところから降りた時の「落下感」、高所から真下を見た時の「恐怖感」、動き回る時の「疾走感」。「感覚」を研ぎ澄まして先に進めるタイプのアクションゲームは、過去にないおもしろさを与えてくれる。
ところで、シニアプロデューサーのオーウェン・オブライエン氏に本作の説明を伺っていたところ、「タイムトライアルモード」が用意されていることを明かしてくれた。
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▲シニアプロデューサーのオーウェン・オブライエン氏。 |
タイムトライアルモードは、ステージをクリアするまでのタイムを競うもので、ラップタイムが刻まれたり、ゴーストを表示できたりと、レースゲームに近いイメージ。基本的には、ストーリーモードでクリアしたことがあるステージに挑戦できるとのことだ。また、一定のクリアタイムを切れれば、タイムトライアルに挑戦できるステージがアンロックされる。他プレイヤーのゴーストデータをオンラインからダウンロードできるようにするそうなので、タイムアタックでもアツくなれそうだ。
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▲タイムトライアルに限り、画面に情報が表示される。画面左にあるバーの切れ目がチェックポイントにあたり、バーの色でラップタイムの善し悪しがわかる。 |
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▲左写真・画面左にいる人型のものが「ゴースト」。走りのレコードを再現する、レースゲームではおなじみの機能。画面中央の赤い柱状のものがチェックポイントだ。 |
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▲チェックポイントを正しく通過しつつ、ゴールを目指そう。 |
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【開催期間】
・ビジネスデイ……2008年10月9日~10日
・一般公開日……2008年10月11日~12日
【開催会場】幕張メッセ(千葉県)
【入場料】
一般(中学生以上)……当日1,200円(税込)
小学生以下……無料
特別割引入場券……当日券のみ 100円(税込)