派手に味方をぶっ飛ばせ！ 『セインツ・ロウ 2』協力(していない)プレイレポート！

文：電撃オンライン

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『セインツ・ロウ 2』に登場する人物、事件などはすべて架空のものです。
また、暴力シーン、銃撃シーン、流血シーンが含まれます。
CERO：Z（18才以上のみ対象）
※18才未満の方は購入できません。
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　こんにちは。この間、『セインツ・ロウ 2』のプレイレポート第1弾を書いた村田（仮）です。12月4日、無事に本作が発売となりましたが、皆さんもうプレイはされました？　一応一応前回のプレイレポートでは発売前ということでゲームの基本的な話をしましたが、本作のおもしろさはたった1回だけでは紹介しきれません。そんなわけで、延長戦の開始です！　とは言ったものの、前回と同じような内容でお届けするというのも芸がないので、今回はあひるとオンラインを使っての協力プレイをしてみましたよ！

■死んだ奴は後で生き返らせればいい

　まず、他人と協力プレイをするにあたって気になるのが、プレイヤーキャラクターの死亡についてではないでしょうか。ゲームによっては、参加するプレイヤーキャラクターが1人でも死んだらゲームオーバーになってしまうものもありますしね。そういったゲームの場合、自分が死亡して他のプレイヤーに迷惑をかけることを恐れ、萎縮してしまう人もいることでしょう（村田（仮）はまったく気にしませんけどね！）。しかし、本作には死亡によるペナルティは存在しないので、そんな心配は不要です！　せいぜい「他のプレイヤーに蘇生してもらうまでは身動きが取れない」といった程度。しかも、蘇生はボタン1発で、アイテムは不要。そのうえ蘇生した段階でなんとHPも全快します。つまり、味方が死んで自分の命も危ないという状況では、味方の蘇生を優先した方がゲーム的に有利なのです。とりあえず生き返してやれば、味方だけでも全快しますからね。自分の命よりも仲間の命を大切にする──ギャング同士の固い絆をうかがわせるいいシステムですね。このシステムにより、心置きなく攻撃に味方を巻き込めるわけですよ！

▲ミッション中に死んでしまっても、近くに仲間がいれば何度でも蘇生してもらえます。つまり、気兼ねなく攻撃範囲の広い武器がぶっ放せるってわけですよ！　あ、ちなみに画像は「メイヘム」という、街中をとにかく破壊するミッション。残念ながら、Xbox 360版にしか収録されていのでご注意を。

■ミッションがクリアできるなら仲間の命も惜しくない！

　ということで、まずは感覚をつかむためにも、いろいろとミッションをこなすことにしました。とりあえず、前回のプレイレポートでも紹介した「偽警官のミッション」をプレイ。ヤラセ番組に出演して非常識な警官を演じることになるのですが、あひるが酔っ払いを警棒で殴っているところを、村田（仮）が後ろから車でドーン！　あひるも巻き込んじゃったかなぁ？　……もちろん、狙ってはねたんですけどね！

　シングルモードでは、ミッションクリアのためにある程度効率のいいプレイを心がける必要がありますが、協力プレイではそんなものは一切不要！　単純に戦力は2倍になっているので、派手に戦うことだけを考えていてもクリアできます。そんなわけで、村田（仮）はひたすら「いかに自分の攻撃にあひるを巻き込むか」！ばかりを考えていました。一緒に戦ってくれる仲間がいるって本当にすばらしいですね！

▲犯罪者に人権なんてありません！　盗んだ車で犯罪者を(仲間ごと)はね殺すなんて横暴も、警官がやるのであれば許されます!?　って、自分も犯罪者になってますね。

▲こちらは、ヘリに乗り込んで敵ギャングなどのターゲットを撃破するミッション「ヘリアサルト」。協力プレイでは、ヘリの操作役と攻撃役に分かれてプレイすることになります。ちなみに、村田(仮)は攻撃役だったのでターゲットに近づくまで、優雅に上空からの景色を楽しんでいましたよ。だって、あひるのヘリ操作が下手すぎるんですもの。

▲ぶつけ合いで相手のマシンをぶっ壊すという、車同士の格闘技「デモリッション バトル」。シングルプレイでは自分のマシンが壊れたら即ミッション失敗だったのですが、協力プレイでは参加プレイヤーが1人でも生き残っていれば、ミッションは続行されます。って、あひるからの逆襲で、村田（仮）のキャラクターが車から投げ出されましたよ!!

■強かった中ボスも2人で戦えば楽勝！

　いくつかのミッションをクリアしたところで、敵ギャングの中ボスと戦ってみることにしました。今回戦うのはギャング組織・ローニンのゴツい方。ものすごいカウンター使いで、うかつにこちらから攻撃を仕掛けるようものなら反撃で大ダメージを食らってしまいます。なので、シングルプレイだとかなり慎重に戦う必要があるのですが……2人で挟み撃ちにしてやれば、相手も得意のカウンター攻撃が使えず、超楽勝ですよ。いざとなったら、あひるごと敵を叩き切ってやればいいわけですしね！

▲1対1で戦うと結構強い刀使いのハゲ。しかし、2人がかりで戦えば、あっという間に倒せてしまいました。……哀れ。

■1人でダメならみんなで戦えばいい

　戦闘に参加する人数が増えるので、戦略性などを気にすることなく、好き勝手に暴れ回るだけでも意外とミッションが攻略できる本作の協力プレイ。状況など考えずに、自分の好きな武器だけを使っていてもミッションクリアにあまり支障が出ないので、シングルプレイよりもド派手かつ非常におバカで爽快なプレイが楽しめます。

　また、本作にはシングルプレイと協力プレイの区切りがないので、一緒にプレイできる人がいれば、いつでも好きなタイミングで協力プレイを開始することができるうえ、協力プレイでストーリーを進めた場合、シングルモードにその進行具合が反映でき、続きをプレイすることが可能です。つまり、1人ではクリアできないミッションがあった時は、他のプレイヤーに手伝ってもらうという芸当ができるわけですよ。実際、村田（仮）にもクリアできないミッションがいくつかあったのですが、あひるの協力により無事クリアすることができました。

　今回やってみた協力プレイを利用すれば、格段にゲームの敷居は低くなると感じました。しかもその分余裕ができるため、1人プレイよりもさらにおバカなことに挑戦してみようと思って、自然と仲間とのプレイもさらにおバカなものに！　少々ACTが苦手な人でも、協力プレイなら十分すぎるくらい楽しめるので、ちょっとおバカなノリのバイオレンスアクションが好きな人には、ぜひ一度はプレイいていただきたいところです。（村田（仮））

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▼『Saints Row(セインツ・ロウ) 2』

■メーカー：THQジャパン

■対応機種：PS3/Xbox 360

■ジャンル：ACT

■発売日：発売中(2008年12月4日)

■価格：7,140円(税込)

　

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