2008年12月15日(月)
12月14日に「パシフィコ横浜」で開催された「ゲームポットフェスタ2008」において、PC用オンラインゲーム『アヴァロンの鍵 オンライン』の制作発表会が行われた。
「ゲームポットフェスタ2008」は、ゲームポットが運営するオンラインゲームのライブやラジオ公録、ゲーム大会などが楽しめる大規模オフラインイベント。この会場で、人気業務用ゲーム『アヴァロンの鍵』のオンラインゲームを制作中であることが明かされた。
『アヴァロンの鍵』は、2003年にセガから登場したトレーディングカードを使用するアーケードゲーム。今回、ゲームポットが同作に関するオンラインゲーム化の権利と運営権を取得。同社の系列会社であるGPコアエッジが、セガの監修のもとで『アヴァロンの鍵 オンライン』の企画制作およびサービスを行う。
発表会には、GPコアエッジの『アヴァロンの鍵 オンライン』ディレクタ-・浅沼拓志氏、『アヴァロンの鍵』のメインデザイナーであるセガの田口博之氏、『アヴァロンの鍵』のディレクターを務めたセガの金沢昭一郎氏が登場。現在開発中である『アヴァロンの鍵 オンライン』についての説明を行った。
まず、『アヴァロンの鍵 オンライン』の映像がステージ上の大型スクリーンで上映された。セガのロゴが映し出されると、会場からは大きなどよめきが。ゲームの要素がつぎつぎと紹介され、最後に本作のロゴが登場すると、どよめきは大きな歓声に変わった。この反応を見た田口氏は「ちょっと感極まりました」と語っていた。
浅沼氏によると、『アヴァロンの鍵 オンライン』のジャンルは「オンラインファンタジーボードゲーム」。基本プレイ料金は無料で、一部アイテム課金になるという。正式サービス開始時期は2009年中を予定しているとのことだ。現在ティザーサイトでは映像が配信されている。今後、このサイトでさまざまな情報を公開していくとのことなので、本作が気になる人はコマメにサイトをチェックしよう。
最後は、「新しいゲームとして、ユーザーを裏切らないように作っていきたいと思います(金沢氏)」、「GPコアエッジとしては、初めてクライアントをダウンロードする形式のタイトルになります。セガさん、ゲームポットさんと協力し合いながらやっていきたいです(浅沼氏)」、「『アヴァロンの鍵』を支えているのは皆さんの愛です。オンラインゲームを通して、愛を知らない人たちにもドンドンこの作品が浸透してくれればと思います(田口氏)」とそれぞれ挨拶し、発表会は終了となった。
▲左から浅沼氏、田口氏、金沢氏。 |
▲セガ、ゲームポット、GPコアエッジの3社がタッグを組んで制作する『アヴァロンの鍵 オンライン』。アーケード版はロゴが横長だったのに対し、オンラインゲーム版は縦長に。ロゴにあしらわれた剣は鍵をイメージしているとのことだが……? |