2008年12月16日(火)
エレクトロニック・アーツは、ダンテ・アリギエーリが執筆した叙事詩「神曲」をもとにした新作『ダンテズ・インフェルノ(仮)』を開発していることを明かした。発売時期および対応機種は未定。
『ダンテズ・インフェルノ(仮)』は、海外で発売されて高い人気を博したACT『デッドスペース』(日本未発売)を開発したEAレッドウッド・ショーアーズの新作。ゲームでは、主人公の“ダンテ”が、辺獄・愛欲・大食・貪欲・憤怒・異端者・暴力・悪意・裏切りという、9つの地獄をさまよう姿が描かれていくとのこと。ゲームジャンルは、いわゆるサードパーソンシュータータイプのアクションゲームになるようだ。現在、公式サイトでムービーが公開されているので、ゲームの雰囲気をつかみたい人は見ておくといいだろう。
本作の発表にともない、エグゼクティブ・プロデューサーであるジョナサン・ナイト氏は「インタラクティブエンターテインメント界が文学作品の傑作を脚色し、今日まで、この偉大な芸術作品の卓越した構成要素の1つ1つをあまりよく知らなかった人々に対して、再び紹介するには最適なタイミングです。最高のストーリーに最高のゲームプレイを融合する絶好の機会です」とコメントしている。
冒頭でも書いたように、発売時期および対応機種が未定となっている本作。日本での発売に関してエレクトロニック・アーツは「正式に決定次第、後日あらためて発表させていただきます」とコメントしているので、興味のある人は、注目しておくといいだろう。