2008年12月20日(土)
角川書店は、2009年1月22日に発売予定のWii用ソフト『涼宮ハルヒの激動』のTV-CMを、都内のスタジオで撮影した。
本作は、高い人気を誇るノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」を題材にしたソフト。Wiiリモコンを手に、ダンスを踊るという振りつけアクションゲームとなっている。ダンスゲーム以外にも、キャラクターにちなんだボーナスゲームも多数収録されている。通常版の他にも、海洋堂企画制作・フロイラインリボルテック「涼宮ハルヒ 制服ver」が同梱された超DXパックが発売されるという。
そんな『涼宮ハルヒの激動』のTV-CMが、都内のスタジオで行われた。TV-CMでは、“涼宮ハルヒ”を演じる声優の平野綾さんが、ゲーム中のダンスに挑戦する様子を見られる。取材陣は、CMの撮影を終えた平野さんにインタビューを行ったので、以下に掲載する。
――実際にゲームをプレイしていましたが、遊んでみてどうでしたか?
平野さん:曲が「ハレ晴レユカイ」だったので、何度も踊っているから「1回目から満点だろう」と思っていたら全然ダメでした(笑)。実際の振りつけとゲーム中のダンスでは押さえるポイントが少し違っていたりして、慣れるまでひたすら練習していたら、撮影中だったのを忘れてしまうくらい、真剣な表情でプレイしていて、何度も撮り直しになったりしてしまいました。
――普段から、Wiiはプレイしていますか?
平野さん:友だちの家でやったことがあります。実は私、物スゴくゲーム音痴で、人がプレイしているのを見て楽しむことしかできなかったんですけど、この『涼宮ハルヒの激動』は操作方法が難しくないので、自宅でプレイする時も時間を忘れるくらい熱中できそうです。
――このゲームのために、新曲を収録したということですが、どんな感じの曲ですか?
平野さん:「ハルヒ」の楽曲はドンドン難しくなっているので、今回も難易度が高い曲が来て、レコーディングで苦労しました。
――特典フィギュアを触っていましたが、どういう印象を受けましたか?
平野さん:いろいろな個所が動くので、ポーズをつけるのが楽しいです。ずっと遊んでいました。
――ゲームには、ダンス要素以外にもボーナスゲームが収録されています。先ほどプレイしていましたが、どうですか?
平野さん:「三人娘とホームラン対決」をやったんですが、難しかったですね。野球の知識がないにもかかわらず、“ハルヒ”に挑戦してしまって……。彼女の投げる球が一番速いので苦戦しました。頑張って“ハルヒ”からホームランを奪ってほしいですね!
――ゲームのセリフ収録時に印象深かったことなどありますか?
平野さん:ボーナスゲームで「涼宮ハルヒのお告げ」という占いがあるんですが、収録が本当に大変でした。ラッキーカラーや方角など、何パターンも収録するため、台本がかなり厚かったです。プレイがひと段落した時には、ぜひやってほしいです。
――では最後にメッセージをお願いします。
平野さん:ミスばかりしていると、“ハルヒ”に「ちょっとやる気あるの?」とか言われちゃいますよ! たくさん練習して“ハルヒ”に褒められるように頑張ってください!
『涼宮ハルヒの激動』超DXパックには、今回のTV-CMのメイキング映像を収録したプレミアムムービーディスクと平野さんが持っているフロイラインリボルテック「涼宮ハルヒ 制服ver」が付いてくるので、こちらもチェックしておこう。 |
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