2009年1月19日(月)
また家庭用の発売日である2月12日からは、際コーポレーションとのコラボレーション企画“最強のコラボめし”が、全国の“中國家常菜 紅虎餃子房(78店舗)”と“中国面飯店 万豚記(46店舗)”で実施される。イベント実施期間は、2月12日~4月12日。
“最強のコラボめし”は、開催期間中に『ストIV』に登場するキャラクターにちなんだ本格中華料理を、対象店舗で楽しめるというもの。さらにメニューを頼むと、ここでしか入らない、オリジナル着ボイス用QRコード付きトレーディングカードがプレゼントされる。決勝大会終了後に、メディアを対象とした試食会が行われたので、その模様を掲載する。
小野氏によれば、この企画は際コーポレーションとの雑談からスタートしたのだとか。中華料理屋に足を運んだ『ストリートファイターII』世代の人が、メニューを見てまたシリーズをプレイしてほしいという願いが込められているとこが、同氏の口から明かされた。
「際コーポレーションの方々も、『ストリートファイターII』をプレイしていた人たちが多く、アイデアもたくさん出してもらいました」と語っていた小野氏。親和性のあるコラボレーションだったことがうかがえた。 |
今回試食できたのは、2月12日~28日に食べられる第1弾のメニュー4品。第1弾は「辛いものを食べて不況に攻めていってほしい」というコンセプトから、辛いものばかり用意されている。
ダルシムもやみつき! マーラータンタンメン(価格880円) | ||
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さくらのスタミナ丼! 鶏肉とイモの甘辛あんかけ御飯(価格980円) | ||
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ルーファスの大好物! 三種の肉の激辛煮込み(価格1,380円) | ||
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春麗の得意料理! 鶏肉のあまから唐辛子炒め(価格880円) | ||
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仕事なので(朝からのイベント取材でかなり空腹だし)、遠慮なくいただくことに。まず最初に食べたのは、肉をふんだんに使った“三種の肉の激辛煮込み”。確かに、ちょっとファットなルーファスは好きそうだ。ゴマを使ったタレで煮て、さらに黒ゴマソースをかけたというこちらの料理は、かなり食べ応えがある。激辛というほどはからくなかったように感じられたが、味がよかったのでかなり好印象であった。見た目もおいしそうなので、人気を集めていた。
続いて運ばれてきたのは、鶏のから揚げを旨味と辛味で味つけした“鶏肉のあまから唐辛子炒め”! 中華料理特有のからさと甘さがマッチした絶妙な一品だ。和食でも中華でも、幅広い層に人気のから揚げ。ご飯と一緒に食べてもいいし、そのままでもおいしくいただける。武術も使えて、かわいい。おまけにこんな料理まで得意なんて、春麗はなんと罪な女性だろうか。
次に登場したのは、鶏肉とジャガイモに下味をつけた後に揚げ、あんとからめてご飯に乗せた“鶏肉とイモの甘辛あんかけ御飯”。ニンニクも効いており、たしかにスタミナが付きそう。さくらの元気の秘密はこれなのかもしれない。イモの甘さがからさを中和しているため、今回のメニューの中では、一番マイルドなからさに思えた。からいのが少し苦手という人はこれを頼んでみてはどうだろうか。
最後に出てきたのは、四川の山椒と唐辛子をふんだんに使用し、見るからにからそうなマーラータンタンメン。早速食べてみると……「ヒョ――――!!」。バルログのような声が出てしまった。からくて苦い! これはかなりすごい。「ダルシムはこれを食べているからヨガファイアーを出せるのか! そしてダルシム、優勝おめでとう!」と思わずにはいられないほどの味だ。この体から吹き出る熱はなんだ? “殺意の波動”か!? いや、汗か。そう自分で突っ込んでしまうほど、額から首筋にびっしょり汗をかいていた。からいもの好きにはたまらないかもしれないが、苦手な人は避けたほうが無難かもしれない。
感想としては、とにかくどれも本当においしかったという今回のコラボメニュー。4人でいけば、全品頼んでも1人あたり1,050円程度で楽しめる。アミューズメント施設でプレイした後に皆でワイワイ食べたり、遊ぶ前に空腹を満たすために食べてみてはどうだろう。
こちらのポップのある店舗で味わうことができるコラボメニュー。見かけたら、立ち寄って舌鼓を打ってみては? |
トレーディングカードは、レアカードも含めると全30種類が用意されている。メニューを頼むと2枚もらえる。 |
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