2009年1月23日(金)
カプコンから2009年発売予定のWii用ソフト『モンスターハンター3(トライ)(以下、MH3(tri-))』に初登場するモンスターの情報が明らかにされた。
『MH3(tri-)』は、プレイヤー同士での協力プレイとやり込み要素豊富なゲーム性が人気のACT『モンスターハンター』シリーズの最新作。ゲームデザインも新たになり、モンスターの生態がこれまで以上に深く作られている。プラットフォームをWiiに移して一新された操作性も注目点だ。
紹介するのは、新たな種類のモンスター・獣竜種“ボルボロス”。その特徴に迫る前に、ボルボロスの生息する新フィールド“砂原(すなはら)”に関する情報をお伝えする。
【砂原】 |
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気温が高く乾燥した地域にある狩り場。しかし、荒涼とした死の土地ばかりではなく、少ないながらも植物が根付き、多様な生態系を形成している。遠くには豊かな水をたたえる湖と、緑色の草原が続く。
▲砂原に照りつける陽射しはあくまでも厳しい。日中の狩りでは、暑さに対する備えは欠かせないだろう。 | ▲ひび割れた土の広がる荒れた地域。このような場所でも、どこからモンスターが襲い来るか分からない。 |
▲ハンターの周囲には、昆虫型のモンスターが! 背後に浮かび上がった奇妙な形の岩も気になる。 | ▲このカットの場所では、細かい砂煙の向こうに陽炎(かげろう)の揺れている。背後に見える影はモンスターだろうか? |
▲岩場の中にできた洞窟の中までは、灼熱(しゃくねつ)の陽光も届かない。一息ついて、採取を行うのもいいだろう。 | ▲暗闇の中では、たいまつの明かりだけが頼りとなる。おぼろげな光に照らし出された壁面が幻想的。 |
●ボルボロス(獣竜種)● |
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<特徴>
砂原を我が物顔でのし歩く巨大な獣竜。飛竜と違って翼はないが、そのぶん比べものにならないほどの強い脚力を持っている。頭部が非常に硬く発達しており、それを武器とした猪突猛進の攻撃を得意とする。
<生態>
砂原にしばしば見られる沼地を好み、深い場所では全身を泥の中に潜めてしまう。鼻孔が頭の先端に付いているため、それでも窒息することはない。またこうして泥を全身にまとうことで、砂原の暑さからも身を守っていると考えられる。加えてハンターに対しては、巨体を揺すって泥つぶてを飛ばすような攻撃を仕掛けてきた例もあるらしい。好物は砂原に生息する巨大昆虫で、巣を崩して餌を探すこともあると言われている。
▲沼地を好み、泥の中にその巨体を潜ませる生態を持つボルボロス。泥の中から飛び出してくる行動には、注意が必要だろう。 |
▲泥を全身にまとう“泥浴び”で暑さから身を守っているようだ。巨体を揺らして泥を振り払うと、巨大な泥つぶてが周囲に飛ぶ。 |
▲ハンターのほうに泥つぶてが飛んできた! | ▲泥つぶてを喰らったハンターは、非常に動きづらそうだ。 |
▲発達した脚力で仕掛けてくる迫力の突進攻撃! 硬い頭部を生かした攻撃が多彩なようだが、他にもボルボロスならではの攻撃があるのだろうか。 |
▲ハンターを襲うボルボロスの咆哮(ほうこう)。これに対する備えもあったほうがよさそうだ。 |
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