2009年2月20日(金)
中国で大ヒットした話題のインターネット小説『誅仙』の世界観を体験できるPC用MMORPG『LEGEND of CHUSEN -誅仙-(以下、誅仙)』。本作の大型アップデート“封印解除”が2月24日に行われるということで、私、ライターのクロミチがシーアンドシーメディアさんにおじゃまして先行プレイを敢行! 気になるアップデートの内容を紹介しちゃいます!! なお、『誅仙』について詳しく知りたいという人は、電撃オンラインの『誅仙』特集ページをチェックしてくださいね。
■レベルキャップが90から135まで開放!
今回の大型アップデートで、今まで90だったレベルの上限が135まで引き上げられます。これにともない、1つの派閥(職業のようなもの)につき、新たな装備品(レベル105、120、135で装備可能)が追加。さらに、派閥レベルの上限も第五段になり、より強力な新スキルが使えるようになります。今回の先行プレイでは、モンスターに変身できる派閥“黒仙道”第五段のキャラクターを使いましたが、どのスキルの演出も派手でカッコよかったです! いくつかの派閥の装備品やスキルをピックアップして掲載するので、がんばってレベルを上げて使ってみてください!
▲左列が“青雲門”、中央列が“鬼王宗”、右列が“鈴幻衆”のレベル105の装備品で、上段が男性用、下段が女性用。 |
▲左は“青雲門”の新スキル“天誅天撃”で、遠距離のターゲットを攻撃可能。中央は“天音寺”が使える“六道輪廻”で、遠距離のターゲットを6回攻撃する。右は“黒仙道”の“天幕狂砂”で、前方の効果範囲内にいるターゲットを2回攻撃可能。 |
■広大な新しいマップを冒険しよう!
24日のアップデートでは、これまで実装されていた6マップに加えて、新たに“炎華”、“南蛮”、“崑崙”、“黄泉”の4マップが追加されます。出現するモンスターは、“炎華”がもっとも弱く、“南蛮”、“崑崙”と徐々に強くなっていき、“黄泉”が一番強いとのこと。といっても“炎華”でさえ、レベル90前後のキャラクター推奨なので、それなりに強くないと戦えません。
実際に黒仙道のレベル135キャラクターで冒険してみたところ、“炎華”、“南蛮”あたりはソロでもけっこう余裕でした(レベル135なのであたりまえですが)。しかし、調子に乗っていたのも束の間、“崑崙”あたりから過酷な戦いを強いられることに……。回復を怠ったり、複数のモンスターに囲まれたりすると戦闘不能になってしまうことも! その後に訪れた最高難度マップの“黄泉”では、ソロだとレベル135でもかなり厳しかったですね。“黄泉”はレベル135前後のキャラクターによるパーティ推奨とのことなので、楽しく安全に冒険するには“家族(ギルド)”や“フレンド(ゲーム内での友だち)”の力が必要になりそうです。
なお、新マップではNPCから数多くのクエストも受けられます。メインストーリーが展開される“誅仙クエスト”を始め、さまざまな種類のクエストが実装されるので、いろんなNPCに話しかけてチャレンジしてください。ただ、モンスターを討伐するタイプは討伐数が多くなっており、ソロだとちょっとキツイかも。可能なら“家族”や“フレンド”に協力してもらった方がいいでしょう。実際に、とあるクエストを受けてみましたが、討伐数が80体だったので途中で断念することに。このままでは悔しいので、いずれマイキャラクターでリベンジしたいと思います!
▲“炎華”には溶岩が湧き出す灼熱の場所が! | ▲“南蛮”は巨大な樹木が生い茂る密林のようなマップになっている。 | ▲“崑崙”は雪と氷に覆われた白銀の世界。 |
■プレイヤーの前に立ちふさがる新モンスター&フィールドボス
追加された4マップには、合計で約50体以上もの新モンスターが出現します。さらには、強大な力を持つボスが、ダンジョン以外のマップにも登場(フィールドボス)。ここでは、無謀にもソロでフィールドボスに挑んだ戦いの様子をレポート!
今回戦ったのは、“黄泉”に出現する“元蝶王”と“暗怒王”の2体。まず“元蝶王”から挑んでみましたが、2800ものダメージを受けて(こちらのHPは6000ちょっとなのに!)あっという間に戦闘不能に! スクリーンショットを撮影するヒマさえありません(泣)。気をとり直してもう一度戦いを挑むも、やはりすぐにやられてしまいました……。いまさらながら「ソロで挑むのは無茶だったか」と思いつつも、次に“暗怒王”に攻撃を開始。すると、予想以上の3800という大ダメージを受けて簡単に昇天しちゃいましたね。フィールドボスと戦う時は、攻撃を引き受ける盾役のキャラクターが不可欠なようです。加えて攻撃役と回復役もしっかり準備していないと勝つのは難しそう。「デスペナルティを気にしない!」という人はソロで挑んでみてもいいですが、確実に倒したいならパーティで挑戦してくださいね。
▲“元蝶王”は、蝶のような羽が生えたフィールドボス。見た目こそ美しいですが、強さは凶悪そのもの。一方の“暗怒王”は巨大な身体が特徴。巨躯から繰り出される一撃をくらうと、あっという間に戦闘不能になってしまう!? |
■新ダンジョンにはトラップが満載!?
“南蛮”マップには、“浄魔の古洞”という新しいダンジョンも存在します。このダンジョンでは、出現するモンスターの他に、炎の出る仕掛けや毒が散布される部屋などのトラップがプレイヤーの行く手をさえぎります。内部を探索した感想ですが、モンスターと戦う緊張感に、トラップを回避するという新たな緊張感が加わり、既存のダンジョン以上にスリリングな冒険が楽しめました! パーティチャットでトラップを注意し合ったり、助け合ったりして進むと、盛り上がりそう。正式に実装されるのが楽しみです(笑)。
ちなみに、ダンジョン内には3体ものボスモンスターが出現します。今回はそのうちの1体、“獣神”と戦ってみましたが、あっさり返り討ちに……。この敵は自己回復も行うので、攻撃役を充実させないと倒すのは難しそうですね。強力な範囲攻撃も使ってくるので、回復役ももちろん必須です。ボスモンスターを倒すのは大変ですが、NPCからクエストを受けて討伐すると“いいこと”があるそうなので、ぜひ挑戦してみてください!
▲家族やフレンドと一緒にダンジョン内に張り巡らされたトラップを突破して、奥に出現するボスモンスターを倒そう。 |
駆け足でアップデート内容を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? レベルの上限が引き上げられ、新スキルや新装備など、高レベルキャラクター向けの要素が盛りだくさんの“封印解除”。『誅仙』をプレイ中の人は、アップデートが行われる2月24日を楽しみに待っていてください。もちろん、これからプレイを始める人も、アップデートのタイミングでいろいろと変わる瞬間を楽しんでみてくださいね! (クロミチ)
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