2009年3月25日(水)
※今回の対戦レポートはASCII.jpチーム視点でお届けします。
突然手渡された茶封筒。中にはアスキー・メディアワークスの各ゲーム誌に対して何者かによる挑戦状が入っていた。
「互いの“ガンダム愛”を賭けて戦え」
この宣戦布告に対して、我がASCII.jpでは編集部きってのジオニスト(ジオン好きの人のことを言う)老兵北村と、編集部最年少であり、自分はニュータイプであると公言してはばからない太田の2人が立ち上がった!
▲どちらが真のエースかを言い合う太田と北村。「年功序列だろ、常識的に考えて」(北村)、「この赤いPSPがエースの証と決まっている。僕が一番うまくドムを操れるんだ」(太田) |
電撃PlayStation以外のチームは、今回初めて機動戦士ガンダム 戦場の絆ポータブル』をプレイする人がほとんど。操作に慣れるため、試合前に約10分ほどテストプレイ。そのまま試合へと続いた。
1回戦目は初戦ということで各チームともに量産機に限定した試合となった。ASCII.jpが第1回戦で戦うのは電撃ホビーマガジンチーム。気になるモビルスーツ(以下、MS)の選び方だが、拠点を直接攻撃できるということで、砲撃型MS(タンク、キャノン系)を各チームとも投入しているようだ。
▲戦場へ赴くべく対峙する電撃ホビーマガジンチームとASCII.jpチーム。どちらもかなりいい大人ながら表情は真剣そのもの |
ASCII.jpチームは2人とも“ジオン好き”で一致していたため、迷わずジオン軍をチョイス。パイロット太田のPSP本体も、ジオンのマークがプリントされた“ギレンの野望”特別仕様という気合いの入れようだ。
▲赤と黒のツートンカラーはガノタの象徴! 気合も十分である。 |
ニュータイプ太田はドム・キャノン複砲仕様を選択し、さっそうと出撃。移動速度を犠牲にして、装甲を厚くするカスタマイズを施したのだが、開幕早々「遅っ! なんじゃコレ!」と、機体とシンクロできていないのを、いきなりメカニックのせいにするダメっぷり。それでも敵機めがけて砲撃を開始する。
▲重い機体をなんとか滑らせて敵陣へと突撃する太田のドム・キャノン複砲仕様。 |
対する老兵北村は、ザクタンクをビルの屋上に配置して、敵の拠点ビッグ・トレーを直接砲撃しようと目論む。ところが、いくらバーニアを吹かしてもビルの屋上まで登れない。マップの端でビルに機体を擦りつけているその様は、まるでガラス清掃用昇降機。すでにASCII.jpの2機は、マップの両端で離ればなれ。チームワークもあったもんじゃない。
▲もうちょっとで屋上に届くのに……、推進力が足りなくてどうやっても落ちてしまう。突撃兵のドム・キャノン複砲仕様とガラス清掃にいそしむザクタンク。どう考えても連携が取れていない。 |
北村は早々に屋上砲撃作戦を諦め、敵の拠点まで進軍。「この距離なら外れるわけがない!」と目の前のビッグ・トレーにバンバン砲撃を加える。その頃、太田は、電撃ホビーマガジンの2機を相手に大苦戦。「だめだ、機体が遅すぎて逃げられない!」と言いつつも、心の中では腹をくくったのか、的確にガンキャノンと陸戦型ジムに攻撃を加えている。被弾率も多いが、重装甲が功を奏しているようだ。
▲いつしか重装甲のドム・キャノン複砲仕様が敵を引き付け、その間にザクタンクが拠点を攻撃するという戦法が確立。 |
ビルに隠れてコソコソと砲撃し続けた甲斐あって、間もなく連邦軍のビッグ・トレーが轟沈。これが決定打となったのか、ジオン公国軍ASCII.jp隊は1回戦目の勝利を収めた!
▲キャノンタイプ2機による拠点攻撃がうまいこと行ったのか、比較的早い時間にビッグ・トレーを撃破! | ▲「フフフ、これでASCII.jpはあと10年は戦える」 |
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