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2009年3月26日(木)

MS、GDCでXNAやGame for Windowsのアップデートを発表

文:電撃オンライン

 マイクロソフトは、米国サンフランシスコで開催されているゲーム開発者向けカンファレンス・Game Developers Conference(GDC)において、Xbox 360およびGames for Windows向けの開発ツールやプラットフォームのアップデートに関する発表を行った。

 発表された内容は、XNA Game StudioやGames for Windows - LIVEなどのアップデートについて。同社がクリエイター向けに提供しているゲーム開発ツール・XNA Game Studioのアップデートでは、Xbox LIVEの新機能や新技術を利用できるようになる。Xbox LIVE コミュニティー ゲームでは、Xbox LIVEで2008年11月から利用可能となったアバターやXbox LIVE パーティーにも対応し、さらにXbox LIVE アーケードのゲームでは、追加ダウンロードコンテンツの制作および配信ができるようになるという。これらのアップデートは今春に実施される予定とのこと。

 また、Games for Windows - LIVEの新しい機能が3つ紹介された。1つ目はゲームの発売前に海賊版が出回る事態を防止する著作権侵害防止対策。2つ目はインゲーム マーケットプレースで、新しいマーケットプレースAPIによりゲーム内で専用コンテンツを販売できるようになる。3つ目はローミング機能で、Games for Windows - LIVEのメンバーが、自分の設定をGames for Windows - LIVE上に保存しておけば、他のPCからでも利用可能になるものだ。

 この他、ゲーム制作コンテスト“Dream Build Play 2009”の開催も決定。作品募集開始は4月6日からで、XNA Game Studioを用いたゲームであれば応募可能だ。日本を含めた全世界の制作者が応募できるという。受賞作品の発表は、2009年秋を予定しているとのこと。


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