2009年4月3日(金)
4月よりスタートするTVアニメ『バスカッシュ!』アフレコレポートをお届けッ!!
4月より、MBS・TBS系全10局で放送開始となるTVアニメ『バスカッシュ!』。そのアフレコレポートをお届けする。
本作は、どこかの宇宙のどこかの銀河にある惑星・アースダッシュを舞台に、ビッグフットとともに、新たな波を起こしていく少年たちの活躍が描かれる。
今回、アフレコに参加したダン・JD役の下野紘さん、セラ・D・ミランダ役の伊藤静さん、アイスマン・ホッティ役の中村悠一さん、ココ・JD役の花澤香菜さん、ガンツ・ボガート役の津田健次郎さん、ベル・リンドン役の小林由美子さん、スパンキー役の遠藤綾さんに、それぞれのキャラクターや作品の魅力などを語ってもらった。放送を楽しみに待っているファンは、ご一読いただきたい。
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▲こちらは、質問に答えてくれたキャスト陣。前列左から伊藤静さん、下野紘さん、中村悠一さん。後列左から小林由美子さん、津田健次郎さん、遠藤綾さん、花澤香菜さん。 |
――最初に、皆さんが演じているキャラクターの紹介をしてください。
伊藤さん:セラは、優秀な遺伝子を欲しがっているキャラクターです。彼女自身も、ビッグフットの操縦はかなりうまいんですが、自分よりも強い人が好きらしいです。今のところは、そんなキャラですね。
下野さん:ダンは、ビッグフットの事故で足を怪我してしまった妹を持つ少年で、ビッグフットを憎んでいたはずなんですが、なぜかそれに乗ってしまうことになります。性格は短気で勝気、オレ様的なところもありますが、バカです(笑)。
中村さん:アイスマンは、ダンとは違う経緯で何かに怒りを抱いているキャラです。彼が何に対して怒っているのかは、ぜひ見てほしいところです。
津田さん:ガンツは、ダンの幼なじみで親友です。ビッグフットバスケはやりませんが、ダンのサポートをしたり一緒に遊んでいます。
小林さん:ベルは、大柄な男の子です。建築家を目指していて、ガンツと一緒にダンのことをサポートしています。
遠藤さん:スパンキーは……ダンのマスクです(下野さん・笑)。ダンのマスクに変形するんですが、本来は小動物みたいな感じです。ダンとはケンカもしますが、腐れ縁の友だちというか、相棒のような……そんな関係のマスコットです。
花澤さん:ココは、小さいころはダンと仲よくバスケをしたりしていたんですが、足を怪我してから兄に冷たくなっています。でも心の中では兄のことを想っている、そんな女の子です。
――続きまして、作品の見どころを教えてください。
伊藤さん:ビッグフットバスケのシーンは、とてもハイスピードで爽快感があるので、注目してほしいですね。
下野さん:絵がとてもキレイです。
中村さん:その補足になるんですが、色使いがこれまでにあまりないような作品ですね。深夜に見ると少しビックリするくらい、鮮やかです。日本的じゃない色彩を見てもらいたいですね。
津田さん:地球のようで地球ではない。そうした世界観も魅力の1つだと思います。
小林さん:伊藤静、渾身のお色気シーンですね!(笑) ピチピチとしたお肌がたくさん出てきますので、男性諸君は楽しみに待っていてほしいですね。
遠藤さん:そんなところもありつつ、男の人たちもみんな個性的ですよね。先ほども出ましたが、色使いは独特ですね。全体的には淡いタッチなのに、ビッグフットやスニーカーが原色で、動くシーンだととても映えるんです。早くTVで見てみたいですね。
花澤さん:独特な世界観ですが、きちんと構築されていて、物語にすんなりと入りこめます。キャラクターたちにどんな背景があるのかも気になります。おそらく作品中で明らかになる部分もあると思いますので、楽しみにしていてください。
――この世界では、ビッグフットを使ったバスケットボールが流行っていますが、皆さんならビッグフットを使ってどんなスポーツをしてみたいですか?
花澤さん:かくれんぼとかやりたいですね。
全員:かくれんぼ!?
花澤さん:あれだけ大きいと、隠れるところを探すのも楽しそうじゃないですか?
遠藤さん:私は……泳いでみたいですね。背泳ぎ!
下野さん&中村さん:背泳ぎ!?
遠藤さん:水の中もイケると思います。
小林さん:そうですねえ……組体操とか?(全員爆笑) すごい大きさのオブジェクトができそうだけど、下のビッグフットが大変かも。
中村さん:ベルみたいにガッシリしたタイプじゃないとダメそうですけどね。
津田さん:鬼ごっこです。ダンがそんなことやっていて、楽しそうに見えたので。
中村さん:格闘技です。手足が長いので、テコンドーなんていいんじゃないでしょうか?
伊藤さん:私も格闘技というか、プロレスですね。関節技を極めたり、思いっきりガシャーン! とぶつかっているところを見たいですね。
下野さん:破壊行為におよびたい人もいるようですが……僕は旅に出たいですね。自分が歩いてだったり、他の乗り物では行けないところも行けそうですし。旅に出てみたいですね。
――本作の収録に参加してみての感想は?
下野さん:収録はしていておもしろい作品ですね。細かいネタが多そうだと思います。
伊藤さん:キャラクターはとても個性的です。外見のイメージと違う人たちもたくさんいます。
――この作品における大きな見どころの1つがビッグフットバスケですが、印象的な技は出てきましたか?
下野さん:ダンの好きな技はダンクなんです。何故好きなのかは、ぜひ作品を見て確かめてください。
伊藤さん:街を破壊したりしていますよね。みんなが熱中するほど派手ですし。
中村さん:アイスマンは、“デストロイ”という技を出していますので、そこに注目してほしいです。
――では最後に、放送を待っているファンにメッセージをお願いします。
伊藤さん:魅力いっぱいの作品で、声優陣も楽しみながら収録しています。皆さんもきっと楽しめると思いますので、放送を待っていてください。
中村さん:ここまで自分の中にない発想が詰め込まれている作品は、これまでになかったので衝撃的でした。これから先の展開や世界観も、僕の想像を飛び越えたところにあって、河森正治さんらしい作品だなと思いました。皆さんぜひ楽しんでください。
津田さん:ハイテクのようでアナログさもあったり、ヨーロッパのようでアジアらしくもある。いろいろと相反するものが存在する不思議な世界観の作品です。まずはその世界観を体感していただければと思っています。
小林さん:オリジナル作品なので、これからどう展開していくのか私たちにもわかっていませんが、いち視聴者としても楽しみにしながら、収録に臨んでいます。「これからダンはどうなるのかな?」とか「ダンはあの娘とどうなるんだろう?」と、いろいろとダンのことが心配です(全員笑)。皆さんと一緒にラストまで楽しめると思いますので、一緒に盛り上がっていきましょう。よろしくお願いします。
遠藤さん:毎週台本をいただくたびに、「河森さんの頭の中はどうなっているんだろう?」と思うくらい想像を裏切る展開になっています。熱血な感じなのにオシャレな作品だという印象もあり、そんなオシャレな世界観にスパンキーがどう絡んでいけるのかと不安になりつつ頑張っていますので、皆さんよろしくお願いします。
花澤さん:全体的に会話のテンポがおもしろいです。セリフも含めて洋画のようなんです。個人的には、ココがいつ心を開いてくれるのか注目しています。
下野さん:人間模様も単純に見えて複雑だったり、試合のシーンもとてもスピーディだったりと、頭の中で考えていると追いつかなくて、いろいろなことを直感的にやらないと間に合わないような、疾走感のある作品です。どんな方が見ても楽しい作品になっています。収録も、和気あいあいとしつつも汗をかくくらい一生懸命やっています! そんな汗と涙と絆の作品ですので、ぜひとも皆さん期待してください!!
――ありがとうございました!
(C)河森正治、ロマン・トマ/サテライト/バスカッシュ!製作委員会・MBS
【放送局】MBS・TBS系全10局
【スタッフ】(※敬称略)
原作:河森正治、ロマン・トマ/サテライト
プロジェクトディレクター:河森正治
監督:板垣伸
シリーズ構成・脚本:佐藤竜雄
キャラクターデザイン:吉松孝博、SUEZEN、そえたかずひろ
メカ・コンセプトデザイン、美術監督:ロマン・トマ
アニメーション制作:サテライト
他
【キャスト】(※敬称略)
ダン・JD:下野紘
セラ・D・ミランダ:伊藤静
アイスマン・ホッティ:中村悠一
ミユキ・アユカワ:浅野真澄
ココ・JD:花澤香菜
フローラ・スカイブルーム:釘宮理恵
ガンツ・ボガート:津田健次郎
ベル・リンドン:小林由美子
ソーイチ・ワユカワ:広瀬正志
ルージュ:戸松遥
ヴィオレット:早見沙織
シトロン:中島愛
スパンキー:遠藤綾
クローリー:小林ゆう
他