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2009年4月9日(木)

久秀は泣く泣く削除!? 『BASARA バトルヒーローズ』発売記念大抽選会レポート

文:電撃オンライン

 本日4月9日に発売されたPSP用ACT『戦国BASARA バトルヒーローズ』の発売記念大抽選会が、東京・秋葉原にあるヨドバシカメラマルチメディアAkibaで開催された。


 『戦国BASARA バトルヒーローズ』は、爽快感あふれる連続技や豪快な必殺技を駆使したアクションゲーム『戦国BASARA』シリーズの最新作。これまでのシリーズにはなかったチームバトル制となっており、アドホックモードを用いた最大4人での通信対戦や、協力プレイを楽しめる。

 発売記念大抽選会は、秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkiba内TVゲーム売り場で本作を購入した人を対象に開催された。参加した購入者には、『戦国BASARA バトルヒーローズ』の台本6本セットや、真田幸村のフィギュア、ポスターやクリアファイルなどの関連グッズが配布された。

発売記念大抽選会がおこなわれた会場の様子。抽選会の上部には、全国のゲームソフト販売店で展開中の地域限定ポスター(全6種)が展示されており、多くの人が足を止めていた。

 また、同店でソフトを購入した人の中から先着で小林裕幸プロデューサーがソフトのジャケットにサインを入れるイベントも行われた。用意されていた60人分の整理券はあっという間になくなり、小林プロデューサーは、集ったファン1人1人にサインを行った。60人にサインを終えたが、時間的に余裕があったため、整理券を持っていなかったファンにもサインをしていた。

プロデューサーと直にコミュニケーションを取れるチャンスということで、「次回作の発売はいつですか?」や「来月開催される『バサラ祭2009~春の陣~』ではどんな展開があるんですか?」など、小林プロデューサーが思わず苦笑してしまうような質問も飛び出したサイン会。参加した人の中には、東京・葛西のGAMESマーヤで開催された体験会から引き続き参加した熱心なファンの姿も。

 抽選会を終えた小林プロデューサーは、満面の笑みを浮かべ「こんなにたくさんの人が来てくれるとは思っていなかったので、驚きました。少しだけ疲れましたね(笑)」と感想を述べた。これまで『戦国BASARA』シリーズは発売前後にイベントをすることが多かったので、当日は店の様子を見て回ることが多かったようだが、「今回は発売日にイベントを行うという初の試みだったので、買ってくれた人とその場で交流できたことがうれしかったです」と付け加えた。

 本作は、今までのシリーズからかなり違うシステムを採用している。これは、これまでのシリーズのようなアクションゲームだとグラフィック的に不安があったことと、「PSPで『戦国BASARA』をどうやって作るか」というところから開発がスタートしたため、現在のシステムになったと説明。また1つの合戦が3~5分で終わるように考慮したり、協力・対戦プレイを楽しめるなど、携帯機であることを配慮したゲームデザインになっているとのことだ。

 小林プロデューサーは、サイン会の最中にファンから「松永久秀は使えないんですか?」と聞かれたことについて、「プレイヤーにしようと計画を立てていたんですが、開発スケジュールを考えた時、使えるようにするのはかなり厳しかったんです。僕自身も使いたかったので野望はあったんですが、今回も敵キャラクターです、ごめんなさい。でも、決して最初から考えていなかったわけではありません」と説明。ファンは次回作以降で、プレイキャラクターとして使えることを期待しておこう。

 これからプレイする人に向けて、「最初に使うなら、真田幸村と伊達政宗でストーリーを進めてもらい、その後でさまざまなキャラクターの中から、合ったキャラを選んでもらえれば、システムを理解しやすいと思います。これからも『戦国BASARA』シリーズの応援をよろしくお願いします」とメッセージを送り、抽選会は終了となった。

同社の人気タイトル『モンスターハンター』シリーズの開発スタッフから、「PSPで『戦国BASARA』を作ればいいのに」とプッシュされ続けていたと開発裏話も明らかにした小林プロデューサー。

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データ

▼『戦国BASARA バトルヒーローズ』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PSP
■ジャンル:ACT
■発売日:2009年4月9日
■価格:5,490円(税込)
 
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