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2009年4月12日(日)

林檎よりずっと甘~いホロとの旅が再び! 『狼と香辛料 海を渡る風』今夏発売

文:電撃オンライン

 アスキー・メディアワークスから、DS用ソフト『狼と香辛料 海を渡る風』が2009年夏に発売される。


 本作は、アスキー・メディアワークスから発刊されている、支倉凍砂先生原作のライトノベル『狼と香辛料』を原作にした恋愛&行商シミュレーションゲーム。プレイヤーは、主人公の行商人・ロレンスとなって、美しい少女の姿をした賢狼の化身・ホロとともに数々の町を渡りながら北を目指すことになる。

 商品売買を繰り返すかたわらで、道中ではさまざまな恋愛イベントが発生する本作。以下に、そんな本作の特徴を紹介していくので、興味がある人はチェックしておこう。



■『狼と香辛料 海を渡る風』あらすじ■

 本作の舞台となるのは、海辺の寒村。ホロの故郷の手がかりを探して、ロレンスは彼女とともに北を目指していた。

 そんな2人の前に立ちはだかるのは、巨大な海峡。ここを渡るための唯一の手段は、“ディーモルンの町”から出る船に乗ることなのだが、そのためには厳格な身分証明が必要で、狼の耳と尻尾を持つホロは公式な手続きでは北に渡れないことが判明する。

 なんとかして海峡を渡ろうと、別のルートを探して海峡周辺を移動するホロとロレンスは、その途中で渡し守の少女・ルカと、1人の傷ついた老人に出会う。

 海を渡る希望を、この2人に見出したホロとロレンスは、老人のケガを治すため、各地を旅して治療に必要な薬を集めることに。そこに2人の知り合いである羊飼いの少女・ノーラたちもかかわってきて……。



■今度の主人公はロレンス! さらに新たな旅の仲間も?■

 行商人・ロレンスとして、『狼と香辛料』の世界を旅していくことになる本作。ゲームスタート時には、すでに旅の相棒である賢狼ホロと2人で旅をすることになるが、道中で旅の仲間を増やすこともできる。

▲とある町で羊飼いのノーラと遭遇。彼女を旅に連れて行くこともできるようだ。他にどんなキャラクターを旅に連れて行けるかは、続報で。


■文倉十先生原案のゲームオリジナルキャラクターが登場■

 あらすじにも登場している渡し守の少女・ルカは、本作オリジナルのキャラクターとなっており、キャラクター原案は原作小説のイラストを手掛けている文倉十先生が担当する。ルカは、海辺の寒村に住んでいる元気な少女。父は渡し守の組合長をしているが、現在行方不明だ。彼女がどう物語に絡んでくるのか? なお、現在発売中の『電撃文庫MAGAZINE Vol.7』では、文倉先生が手掛けたルカの原案ラフが掲載されている。どんなキャラクターなのか気になる人は、ぜひチェックしてもらいたい。



■恋愛イベントはフルボイス! イベントCGはアニメスタッフが担当■

 ゲーム中で織り込まれる恋愛イベントでは、ロレンス役・福山潤さん、ホロ役・小清水亜美さん、ノーラ役・中原麻衣さんら、アニメのオリジナルキャストによる声の演技が楽しめる。さらに、キャラクターグラフィックやイベントCGは、TVアニメと同じスタジオが制作を担当するとのことなので、TVアニメを見ていたファンも楽しみにしていてもらいたい。

(C)支倉凍砂/アスキー・メディアワークス/「狼と香辛料II」製作委員会
(C)2009「狼と香辛料Ⅱ」製作委員会/ASCII MEDIA WORKS Inc.

データ

▼『狼と香辛料 海を渡る風』
■メーカー:アスキー・メディアワークス
■対応機種:DS
■ジャンル:SLG
■発売日:2009年夏予定
■価格:未定

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