2009年4月18日(土)
6月26日に発売されるDVD『ピューと吹く!ジャガー ~いま、吹きにゆきます~』で、ハミィを演じる声優の平野綾さんにインタビューを行った。
『ピューと吹く!ジャガー ~いま、吹きにゆきます~』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されている、うすた京介原作の笛青春ギャグマンガ『ピューと吹く!ジャガー』の劇場アニメをDVD化したもの。スタンダード・エディションに加え、新作映像“あと、ハミィも来ます!”や、診断ゲーム“ハミィのキャラ別診断~君のランクはセロハンテープより上?下?”、メイキング映像などを収録した“シネマ・ザ・ムービーBOX”が発売される。
▲シネマ・ザ・ムービーBOX | ▲スタンダード・エディション |
新作映像“あと、ハミィも来ます”は、本編で一言しか台詞のなかったハミィが主役のスピンオフムービーで、うすた京介さんや監督のFROGMAN、プロデューサーに対して、ハミィが「もっと出番を増やせ」と大暴れする内容。今回、新作映像の収録を終えたハミィ役の平野さんにインタビューを行ったので、以下に掲載する。
――ハミィづくしの1枚となりましたが、収録を終えての感想はいかがですか?
劇場版から時間が経っていますし、あの時は台詞が一言だけだったので(笑)、ハミィの声を自分の中で思い出す作業から始めましたが、今回は台詞もたっくさんあったので、しゃべり倒した感じです!
――劇場版ではハミィの台詞は一言だけだったので、公開時の舞台あいさつの際、平野さんは「ハミィだけの映画を作って欲しい! それが2009年の目標です!!』と語っていらっしゃいましたが、早速、夢が叶いましたね。
かなりしつこくいろんなところで「一言しかなかった!」と言っていたので、監督にも「そんなに引っ張らなくても……(笑)」と言われていましたが、こうしてスピンオフムービーという形で実現してすごくうれしいです。内容もすごくハミィらしい、楽しいお話になっていると思います。
――スピンオフムービー以外にも特典ディスクのいろんな声を録音していましたね。
ボタン操作音とかもハミィで録ったんですよ。機械的な音とか、いろいろな音を収録しておもしろかったですね。あとは、言っちゃいけないような台詞もたくさん録りました(笑)。本当に言っててヒヤヒヤするような台詞がいっぱいあって、「ピー」が入ってるところも、何を言ってるか想像して楽しんでいただきたいです(笑)。
――フローチャート式の質問に答えるキャラ別診断の声も収録されていましたが、実際に平野さんも診断してみましたか?
はい! ちなみにハマー(※自分大好きのウザったいキャラクター)でした。すごく残念です……(笑)。ゲーム自体はすごくおもしろかったので、ぜひ皆さんもやってみていただきたいです。
――平野さんはハミィのどのようなところが好きですか?
これは、好きなところであり、演じていて難しいところでもあるんですが、“黒いことほど、明るく・さわやかに言う”ところです。ものすごくキツいことを言っているのに、それをかわいらしく言うっていうのが、やっていて加減が難しいのですが、ハミィの好きなところであり魅力的なところだと思います。実際にハミィがいたら、絶対にお家に連れて帰りたいですね。本当にカワイイ!! 一家に1台ハミィですね~。
「黒いことを、明るくさわやかに言うのがハミィのよさ」と語る平野さん。そんな平野さんが熱演した新作映像は、シネマ・ザ・ムービーBOXに収録されているので、見逃さないように! |
(C)2009『ピューと吹く!ジャガー』FLASH MOVIE 製作委員会