2009年5月7日(木)
任天堂は本日5月7日、2009年3月期の決算短信を発表。売上高や純利益が過去最高になったことを明らかにした。
短信によれば、売上高が1兆8,386億円、営業利益が5,552億円、経常利益4,486億円、純利益が2,790億円と、いずれも過去最高を記録。円高の影響で為替差損を1,339億円計上したものの、堅調な業績となっている。
その理由として、海外でニンテンドーDS Liteの売れ行きが好調だったことを挙げている。ニンテンドーDSシリーズの全世界販売台数は1億178万台と、ゲーム機として最速で1億台を突破。またソフトでは、『ポケットモンスター プラチナ』(ポケモン)や『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』など、200万本を超えるヒット作が登場した。またWiiでは、『マリオカートWii』を全世界で1,540万本、『Wii Fit』を今期だけで1,637万本販売するなど好調。他にも、多数のミリオンセラータイトルが登場している。
なお同社は来期の見通しとして、今年後半にDS『ゼルダの伝説 スピリットトラックス(仮)』を発売し、幅広いユーザー層への訴求を続けるという。また全世界でゲームハードを“1人に1台”の普及目標に近付くよう努めるとのことだ。