2009年5月12日(火)
コーエーは、PSP用ソフト『真・三國無双 MULTI RAID』を使ったメディア向けイベント“『真・三國無双 MULTI RAID』チームアタックグランプリ編集部対抗戦”を、神奈川県横浜市にあるコーエー本社ビルで開催した。
今回の企画は、5月23日から開催されるユーザー参加型イベント『真・三國無双 MULTI RAID』チームアタックグランプリを、ゲーム媒体の面々が行うというもの。内容はユーザーが参加するイベントと同じもので、2章の合戦クエスト・虎牢関の戦いでクリアタイムを競い合う。2~4人1組によるチームで参加し、装備・アイテムは指定されたものの中から選択するという形式だ。
予選に参加したのは、4Gamer、ファミ通、ゲーマガ、Vジャンプ、電撃PlayStation&電撃オンライン、ファミ通PSの6媒体。この中からタイムのよかった上位3チームが決勝に進める。アスキー・メディアワークスからは、『電撃PlayStation』で攻略を担当している“はたーる”と謎の助っ人“ちぃ・まい”が、電撃オンラインからはkbjが集い、多摩川の河川敷で義兄弟の契りを結び、“電撃チャンコの礼”というチーム名でイベントに臨んだ。
“電撃チャンコの礼”は、辟邪(ヘキジャ)をいかに早く倒すかを考慮し、メイン武器が棍でさらに攻撃力の高い武将・許チョを選択。セカンド武器には、門を開けるために倒す必要がある高順の弱点である剣をチョイスした。キャラクターの性能をカスタマイズする武幻には、協力攻撃(防御)強化と回復拡大、そして移動やヘキジャに取り付くために連続跳躍と連続突進を装備している。
許チョが3人という、見た目的にかなりインパクトのある“電撃チャンコの礼”。回復拡大をつけることで、老酒を飲むと他のメンバーの覚醒ゲージが回復したり、呂布の攻撃で大ダメージを食らった時にも対処できるようになっている。はたして、この選択がどうタイムに影響するのだろうか? |
1エリアに入るや、全員で老酒を飲んで覚醒する“電撃チャンコの礼”。許チョは攻撃力こそ高いが、移動にやや難がある。そのために早く覚醒して、ダッシュでその欠点を補おうという作戦だ。一気にエリア2に入るや武装刀車を壊し、そのまま高順を撃破。門が開くや否や、まさに電撃の如くエリア4に飛び込み、そのままヘキジャの頭に3人が陣取った。呂布を相手にせず、ひたすら攻撃をヘキジャに加え、52秒40という記録を出すことに成功した。
こちらが予選の結果。“電撃チャンコの礼”は、頭1つ抜け出した形で、予選を突破した。 |
ここで10分の休憩を挟み、上位3チームによる決勝が行われることに。他の編集部が作戦変更を検討していたが、“電撃チャンコの礼”は自分たちのプレイスタイルを曲げず、練習通りのスタンスで決勝開始の合図を待つことに。
決勝の解説を行ったのは、『真・三國無双 MULTI RAID』の利川哲章ディレクター(右)と、ソフトウェア1部の荒井篤リーダー(左)。予選を振り返り「開発スタッフの中で行ったところ1分20秒台が出たので、それより早い編集部がいるだろうと思っていましたが、まさかの1分切りとは……」と苦笑い。 |
ほとんどミスなくベストなタイムが予選では出たが、皆の注目が集る決勝で再びそれを披露するということで、“電撃チャンコの礼”に緊張が走る。それが影響したのか、高順がダウンし討伐に時間がかかったり、呂布が予選よりも暴れ回ったりという事態に見舞われたが、57秒26という好タイムでヘキジャを倒し、見事“電撃チャンコの礼”が優勝をつかみ取った。
小笠原賢一プロデューサーの「あんなプレイを見られるとは思っていなかったので、感動しました。おめでとうございます!」という祝辞とともに、“電撃チャンコの礼”に賞品の目録が贈られた。なお“電撃チャンコの礼”が勝ち取ってきた『真・三國無双 MULTI RAID』ソフトと、コーエーオリジナルQUOカードは、5月21日に更新される電撃オンライン内プレゼントコーナーと、6月12日に発売される『電撃PlayStation Vol.449』で提供するので、ぜひチェックしてほしい。
『真・三國無双 MULTI RAID』チームアタックグランプリは、5月23日から開催される。近郊在住のユーザーや、記録に挑戦してみたい人は特設サイトからエントリーしてみては?
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■『真・三國無双 MULTI RAID』チームアタックグランプリ 概要