2009年5月27日(水)
日本一ソフトウェアから明日5月28日に発売されるDS用RPG『ウィッチテイル』の、最新情報を紹介する。
『ウィッチテイル』は、世界中で有名なおとぎ話をモチーフにしたファンタジーRPG。かつて世界を恐怖に陥れた“古書の魔女”の封印を解いてしまった見習い魔女のリデルが、古書の魔女を再び封印するため、吸血鬼・ルウとともにさまざまな国をめぐる物語だ。
第1報では本作のストーリーや主要登場人物など、第2報ではリデルたちが最初に訪れる王国“レム・スウィティア”のエピソード、第3報では敵キャラクターや重要アイテム“トランプ”の情報を掲載した。最後の紹介となる今回は、必殺技“古大魔法”や一緒に戦ってくれる人形たちを紹介していく。
リデル | ルウ | 古書の魔女 | ||
▲本作の主人公。うっかり古書の魔女の封印を解いてしまい、もう一度封印をするために冒険へと乗り出す。 | ▲眠っていたところを、リデルにたたき起こされた吸血鬼。性格は紳士的で、血液よりもトマトを好んで食す。 | ▲かつて世界を混乱に陥れた魔女。女王アリスに敗北して封印されていたが、リデルによって自由の身に……。 |
白兎 | 三月うさぎ&ねむりねずみ | |
▲リデルの前に現れる兎(うさぎ)。詩を口ずさんでいることが多いが、内容は妙に暗示的なものばかり? | ▲帽子屋の知り合いという気分屋の少年・三月うさぎと、いつも居眠りをしているネズミ。言動は基本的に無礼。 |
戦闘にパーティメンバーとして参加し、リデルの手助けをしてくれるトゥス・ドール(人形)。各国をめぐる中で手に入るこれらの人形は、戦闘を重ねることにより成長し、さまざまな効果を発揮する。中には、“パーティ全体の防御力UP”や“攻撃力UP”といった独自のプラス効果をもたらしてくれるものも。持ち歩ける人形の数に制限はないので、敵の弱点などに合わせて、戦闘に参加する人形を自由に変更可能だ。
発見するだけで使うことができる一般のトゥス・ドールとは異なり、手に入れるために条件が設定されている特別な人形も存在する。そのうち、各王国のお姫様をかたどった“姫人形”は、姫を助けた後に王国内を探すと見付けることができる。姫人形は、経験値による成長要素がなくステータスは固定ながら、一般のトゥス・ドールよりも強大な魔法を使用できる。
リデルが“古書の魔女”の封印を解いたことによって使えるようになった古代魔法。その中でも“古大魔法”は特殊な魔法で、魔方陣を実際にタッチペンで描いて発動させるという特徴を持っている。リデルは姫を救出するたびに、新しい古大魔法を習得していく。習得した古大魔法は、他の魔法に比べて多くのMPを消費するが、うまく発動させることができれば絶大な威力を発揮してくれる。
▲古大魔法を発動させるには、実際に魔方陣を描く必要がある。タッチペンを操って時間内に描こう。 |
▲魔方陣の入力に成功すると、その古大魔法と同じ属性を持つ姫のイラストが演出として登場する。 |
▲古大魔法は、他の魔法と効果などが異なる。ひと味違う必殺魔法を使いこなして効果を実感しよう。 |
本作は、一度クリアした後にゲームデータの一部を引きついで、“2周目”をプレイすることが可能。引き継がれるデータには、トランプやトゥス・ドールも含まれる。1周目で取り逃したカードや人形を2周目で集め、コンプリートを目指す楽しみもある。ちなみに2周目のプレイでは、新たなエピソードが追加されているらしい。さらに、2周目以降限定で登場するマップやキャラクターも用意されているとか?
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