2009年6月5日（金）

【注目作体験レポ】最新作『ロスプラ2』はド肝を抜かれる大迫力！

　E3のカプコンブースで出展されていたXbox 360『ロストプラネット2』をプレイしてきたので、そのレポートを現地のあひるさんがお届けします！

　人気TPS（サードパーソンシューティング）『ロストプラネットエクストリームコンディション（以下、ロスプラ）』の続編となる『ロストプラネット2』。制作が発表されて以来、今回が初のプレイアブルということで、隣にいたkbjは興奮しきり……なのだが、実は『ロスプラ』をプレイしたことがなかったあひるさんには、そのすごさが今いち伝わっていませんでした、この時までは。

　「まぁいいから、何も考えずにやってみろ！」と勧められたので、とりあえずプレイしてみることに。どうやら、とあるミッションを4人で遂行するらしいのですが、絶壁に囲まれた谷底の開けたところを進んでいくと……!?　なんだこれ!!　いきなりトカゲにもイボガエルにも似たような超巨大な生物が現れた!!　いやいやいや、これは無理でしょ、逃げましょうよと思ったのも束の間、一緒にプレイしていた海外の人がどんどん突っ込んでいって撃ちまくるのですよ、巨大なヤツを。まず、出鼻のこの迫力に圧倒されました。


▲見づらいですが、赤い部分が巨大生物の足の関節です。どんだけでかいんだよチクショー。でも、的が大きいだけに逃げつつもバンバン撃てる爽快感はクセになりますよ。

　どうやら、関節部分や背中にある赤い部分がコイツのコアらしく、それらを吹っ飛ばすことでやっつけられるみたいです。初期装備には結構な重装備のアサルトライフルを装備してるのですが、これがほとんど役に立たず。でも、マップのいろいろなところにバズーカ砲などの強力な武器が落ちているので、それをを拾って再度突撃!!

　で、この時ふと思ったのですが、プレイ中の操作に対するストレスがほとんど感じられないんですよ。TPSって、ターゲットアイコンが敏感に操作に反応しすぎて、敵に合わせづらかったりするじゃないですか。でも、そのへんが絶妙な具合に調整されていて、狙ったところにスッとターゲッティングできるんですよね。さすがカプコンさん、こういう細部の調整がしっかりされているのはうれしいです。


▲バズーカ砲だと足を2発くらいで吹っ飛ばせます。でも、足がなくなったくらいで動きが止まると思ったら大間違い。気にせず残りの足で踏んづけてきます。これはもう笑うしか。

　そんなこんなしているうちに、プレイヤーの1人がなんだか楽しげなロボットに搭乗してるじゃないですか！　なんだそれ、うらやましい！　なにやら“バイタルスーツ”と呼ばれるそれは、『ロスプラ』シリーズおなじみのものらしく、武器などを変更することもできるようです。今回は最初から付いているバルカンで攻撃していましたが、よく見ると3人くらい乗れそうな部分がありますな。たぶん、そういった協力プレイもできると予想されますよ。


▲バックパックからの逆噴射で短距離を飛んだりもできるし、武器も強力で高性能なバイタルスーツ。		▲と思っていたら、巨大生物の攻撃が直撃して壊れちゃいました。しかし、気にするなかれ。なんと本作では、その場でバイタルスーツの修理も可能だったりします。こういう細かい演出がゲームを盛り上げるんですよね。

　プレイ中、カプコンの広報さんが隣でお話をしてくれたのですが、実はこの巨大生物、なんと体内に進入することも可能なんですって！　ぜひに！　と思って頑張ってみたのですが、ちょいとそれはタイミングが難しくてできませんでした。なので、もし今後日本でプレイアブル出展されたら、皆さんも体内進入に挑戦してみてはいかがでしょうか（笑）。

　あまりTPSをやったことがない人でも、即座にその世界へと惹きつける魅力的な世界観と、操作性や演出面に細かなセッティングやチューニングが施された『ロストプラネット2』。プレイする前にそのすごさに気づけなくてゴメンナサイって言いたくなるくらい、ゲームとしての完成度は高いと思えました。

　まだまだ日本版の情報は少ないですが、こういう地球外巨大生命体との戦いなどが好きな人ならば、絶対にプレイして損はしないタイトルだと思います。損はしないというか、絶対得するよ、これは。シリーズファンの皆さんはもちろんのこと、あひるさんのようにプレイしたことのなかった方にも、ぜひ注目してもらいたいです。

▼『ロストプラネット 2』: ■メーカー：カプコン; ■対応機種：Xbox 360; ■ジャンル：ACT; ■発売日：未定; ■価格：未定