2009年6月10日(水)
日本一ソフトウェアから8月6日に発売されるPSP用ソフト『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』の最新情報が公開された。
『流行り神3』は、都市伝説を題材にしたホラーAVG『流行り神』シリーズの最新作にして完結作。今作の物語は、これまでのシリーズ作品より1話分増えた、全5話+αで構成されている。プレイヤーは警視庁の警察史編纂(さん)室に所属する刑事・風海純也となり、常識だけでは解決できない怪異事件の真相を“科学的見地”、もしくは“オカルト的見地”から究明していくことになる。
第1報では、本作に登場する主要キャラクターや第零話のあらすじなどを掲載した。第2報となる今回は、シリーズおなじみのキャラクターたちの紹介に加え、第1話と第2話の概要をお届けする。
小暮綾 | 荒川えみり | 伊従春菜 | 呂津修治 | |||
スーパーモデルを目指して養成所に通う小暮の妹。性格はマジメで理性的。 | 治験ボランティアの参加者。綾と同じ養成所に通うモデルの卵。 | 治験ボランティアの参加者。声優の養成所に通う声優の卵。 | 開業医。怪我人が出たという連絡を受け、治験施設に駆け付ける。 |
【第2話“赤いちゃんちゃんこ”あらすじ】有名進学校と名高い小学校・私立相羽学園で、大量の血痕が見付かったという情報が入り、編纂室のメンバーは調査に乗り出す。学園に到着した風海、小暮、かごめ、羽黒の4人は、血痕の第1発見者であるスクールカウンセラー・瀬尾の案内を受けて、現場へと向かう。現場となった学習棟4階の女子トイレに足を踏み入れた彼らは、一様に顔をしかめることに。トイレは、生臭い金属臭――血液のにおいで充満していた。血液恐怖症である小暮の介助を羽黒にまかせた風海は、かごめとともに血痕を調べ始める。 女子トイレの壁一面にぶちまけられたらしい血液は、滴り落ちて床に大きな血だまりを作っている。相当な血液の量で、これが仮に人間1人の血液ならば、明らかに致命的な出血量だろう。まずは、血液が人間のものかどうかを判断し、同時に学校関係者、特に学園の児童1人1人の身の安全を確認する必要性が出てきた。 瀬尾から血痕発見時の状況を聞くと、最近学園に対する嫌がらせが頻発しており、先日もガラスを割られ、生ごみを投げ込まれるという事件があったらしい。このため、出勤すると学園内を見回るようにしていたという。今朝も見回りをしており、その最中に生臭いにおいがしたためあわてて調べていたら、この惨状に出くわしたとのこと。今回の事態も嫌がらせなのか、それとも事件や事故なのか、血液の分析結果が出ないことには判断が付かなかった。 現場の検証を終えた風海たちが学園内を見回っていると、授業を抜け出してどこかに向かおうとしている女子生徒・五十嵐沙耶と柴田愛に出会う。2人によると、学習棟4階の女子トイレには“赤いちゃんちゃんこ”と呼ばれるオバケが出て、友人の井出清美がその幽霊に遭遇したという。しかも清美は本日学校を休んでおり、さらに消息が不明だということが判明して……。 |
柳井美也子 | 瀬尾靖 | 五十嵐沙耶 | 柴田愛 | |||
相羽学園の校長。 | 相羽学園のスクールカウンセラー。血痕の第1発見者。 | 相羽学園の6年生。清美や愛と肝試しをしたという。 | 相羽学園の6年生。沙耶や清美と肝試しをしたという。 |
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