2009年6月15日(月)
バイオニック・アームを装着して、颯爽(さっそう)と姿を見せたベンプロデューサー。重量があるらしく、「つけていると楽しいから、いろいろ動かしちゃうけど、結構重くて、あとからくるねん(笑)」と苦笑い。 |
6月13日、東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店で、カプコンから6月25日に発売されるPS3/Xbox 360用ACT『バイオニック コマンドー』の店頭体験会が開催された。
『バイオニックコマンドー』は、1988年に発売されたファミコン用ソフト『ヒットラーの復活』の続編。前作から10年後の世界が舞台となる本作では、主人公のラッド・スペンサーが、アセンション・シティに爆弾を投下したテロ組織・バイオレインとの戦いを繰り広げる。
会場には浪速のナイスガイプロデューサー ベン・ジャッド氏が、本作の特徴である武器“バイオニック・アーム”を装着して登場し、集まった客に作品をアピール。また体験コーナーのモニターでは、テーマソングを歌う水木一郎さんの「うまくなっていく過程が、ゲーマーとしてすごくキモチいいです!」というビデオメッセージも上映されていた。
こちらが体験コーナーの模様。ベンプロデューサーは、体験してくれる人が気になるようで、アドバイスを送ったり、横から温かい視線を送ったりしていた。 |
アニキこと、水木さんはビデオメッセージを送り、フロアに訪れた人へアピール。なお、テーマソング『バイオニックコマンドー』は、6月10日に発売済みだゼェェェェェェェッ!! |
体験会の最中に、ベンプロデューサーにお話を伺った。ベンプロデューサーは、ユーザーのプレイしている様子を見て「思ったより、すぐにスウィングアクションをできるようになっていたのがうれしかったです。長いこと調整してきた甲斐がありましたね」とコメント。この『バイオニック コマンドー』は、ベンプロデューサーにとって初めてのパッケージタイトルということで、ソフトができあがるまで、さまざまな部署が作業を行うことに感動したのだという。「パッケージタイトルを作ることは、チームワークが必要なんだなと実感しました」と感慨深そうであった。
今回の出来を聞いてみたところ、ゲームの内容に関しては「子どもの時に自分が遊んだゲームの続編を作れて、夢みたいです。すでに発売している海外からでは評価されていますし、頑張ってきた甲斐がありました」と自信満々。しかしその一方で、学ぶことも多かったようで「プロデューサーとしては100点満点中50点かな」と辛口な自己採点も飛び出していた。
バイオニック・アームとともに、本作の魅力をアピールしたベンプロデューサー。なお、『バイオニック コマンドー』は当初携帯ゲーム機向けに開発されていたのだという。しかし、ポテンシャルの高さから据え置き機向けに格上げされたとか。また「チャンスがあれば、他にもカプコンの古いゲームをリメイクしてみたいですね」と、今後の展望について述べていた。 |
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