2009年6月20日(土)
日本一ソフトウェアは、7月9日にDS用ソフト『流行り神2DS 都市伝説怪異事件』を発売する。価格は3,990円(税込)。
本作は、2007年11月にPS2版、2008年8月にPSP版が発売された『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』のDS移植版。奇怪な都市伝説を題材にした、ホラーテイストあふれる推理アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは警視庁警察史編纂室(へんさんしつ)に所属する主人公・風海純也となり、さまざまな怪奇事件の謎に“科学的見地”および“オカルト的見地”の両方から挑むことになる。
物語は本編4話+αで構成されており、各話がそれぞれ独立したオムニバスストーリーとなっている。DS版の追加要素として、メインキャラクターや各話のキャラクターたちが登場する“隙間録”が用意される。これは、各シナリオをプレイしていくことで解禁されるショートストーリーで、各話で起こった出来事の合間に交わされたキャラクターたちの会話やモノローグなどを楽しめる。『2』からレギュラーに加わった賀茂泉かごめが、なぜ編纂室に異動してきたかなどが明かされるので、隙間録が出現したらぜひチェックしよう。
▲風海純也 | ▲小暮宗一郎 | ▲賀茂泉かごめ |
▲犬童蘭子 | ▲霧崎水明 | ▲式部人見 | ▲間宮ゆうか |
第零話“黒闇天”主人公・風海純也は、勤め先の警視庁で初恋の相手・春日雪乃と偶然再会する。夫が自殺し、遺品を引き取りにきたという雪乃は、憔悴(しょうすい)した様子だった。同僚の小暮とともに、彼女を自宅まで送ることにした風海は、雪乃の部屋で奇妙なものを目にする。それは、壁に暗褐色で描かれた女性の姿のような“シミ”だった。 帰りの車中で風海は、雪乃の部屋で壁から視線を感じたという小暮から「春日さんのご主人は、本当に自殺だったのでありますか?」と尋ねられる。不気味なシミと雪乃の夫の死、そこに因果関係はあるのだろうか……? |
第1話“予知夢”ある日、ストーカー被害に悩まされている女性・宮本舞が、警察史編纂室を訪れる。最初は視線を感じる程度だったが、だんだんとエスカレートして、彼女の行動を詳細に書いた手紙が届くようになったとのこと。自宅アパートのドアに血文字を書かれるなどの悪質な被害も起きていた。 不気味なストーカーにおびえる日々を送っていた舞は、ある日、奇妙な夢を見る。それは、自分が襲撃者からナイフで刺される夢だった。この夢を見た数日後、彼女は夢とまったく同じ状況に遭遇する。パニックになった舞が、夢とは違う行動を取って自宅アパートに逃げ帰ると、ドアには「夢と違うことをするな!」という血文字が書き殴られていた……。 |
第2話“心霊写真”日本有数の規模を誇る演劇集団・劇団千年紀。その劇場で、看板女優の五十嵐理緒が殺される事件が起きる。事件の証拠品として心霊写真が提出されたことを受け、風海、小暮、かごめの3人は捜査に参加することに。五十嵐の遺体の状況から推測すると、舞台上部の渡り廊下から落ちて死亡した可能性が高いとのことだった。 自殺か、事故か、他殺か――判断に迷う風海たちに、1人の女性が声をかける。例の心霊写真を証拠品として提出した劇団員だった。早速彼女が持ってきた心霊写真を確認してみると、五十嵐の背後に人影のようなものが写っていた。撮影時にはそんなものはなかったという。はたして、写真は本物の心霊写真なのか、それとも生きた人間の悪意に満ちた嫌がらせなのか……? |
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