注目作『Wiiスポーツ リゾート』が36万本強を売り上げてトップ！

文：電撃オンライン

　6月最後のソフト販売ランキング（集計期間：2009年6月22日～28日）は、Wiiの注目作『Wiiスポーツ リゾート』（任天堂）がトップでした。

　『Wiiスポーツ リゾート』は、高機能センサー・Wiiモーションプラスを装着することで、多彩なスポーツをより細やかでリアルに楽しめるスポーツゲーム。発売週の販売実績は推定36.1万本（店頭消化率80％前後）で、2009年度のタイトルではDS『キングダム ハーツ 358/2 Days』（スクウェア・エニックス）の32.0万本（累計48.5万本）を上回る最高の出足を見せています。それと同時に、Wiiでは『大乱闘スマッシュブラザーズX』の82.2万本、『マリオカートWii』（ともに任天堂）の59.1万本に次ぐ、歴代3位の発売週実績を記録しています。

　ただ新規ユーザーの獲得という点で見ると、今週のWii本体の販売実績は前週比＋4,400台の2.2万台。前週を上回る販売実績は残していますが、仮に本体購入者のすべてが『Wiiスポーツ リゾート』目的であったと仮定しても、ソフトに対する販売比率は6.1％。ソフト購入者のほとんどは既存ユーザーであったようです。2006年12月に本体と同時発売された『Wii Sports』は、発売週実績17.9万本から最終的にWii歴代1位の339万本まで販売実績を伸ばしています。新規ユーザーも含め、まだ300万人近くいる潜在ユーザーをどこまで取り込めるかが、今後の大きなポイントになりそうです。

　この他の新作では、ガストの人気RPG『アトリエ』シリーズの最新作・PS3『ロロナのアトリエ ～アーランドの錬金術士～』が3位にランクインしたのをはじめ、PSPの本格3DダンジョンRPG『剣と魔法と学園モノ。2』（アクワイア）や、PS3『BLAZBLUE』（アークシステムワークス）といったところが上位に初登場。旧作では、先週トップのDS『トモダチコレクション』（任天堂）が今週も8.3万本を販売して順調に売り上げを伸ばしています。また、6位の『キングダム ハーツ 358/2 Days』は累計販売数が50.8万本に達し、発売5週目で今年度初の50万本超ヒットを達成しました。（アスキー総合研究所）

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