2009年7月31日(金)
AQインタラクティブは、PSP用TBL『ひぐらしの哭く頃に 雀』を、11月12日に発売する。価格は通常版が6,090円(税込)で、限定版が9,240円(税込)。
本作は、大人気作品『ひぐらしのなく頃に』を題材にした麻雀ゲームで、この7月よりアミューズメント施設で稼働中の同名アーケードゲームをPSPに移植したもの。原作者・竜騎士07さんが監修した新シナリオをベースに、ゲームオリジナルのストーリーが展開する。アーケード版で人気を博している“オヤシロモード”と“部活モード”をアレンジし収録しているだけでなく、PSPオリジナルモードも追加されているという。本作の特徴について、項目ごとに紹介していく。
上記のように、本作では3つのモードを楽しめる。“オヤシロモード”は、圭一が雛見沢(ひなみさわ)をめぐり、勝ち抜き麻雀勝負を挑むというもので、“部活モード”は好きな組み合わせで東南戦を遊ぶもの。そして新たに完全新作シナリオによるオリジナルモードが追加された。さらにオリジナルキャストがフルボイスでしゃべりまくるイベントシーンやボイスなどを楽しめるキャラリーモードも実装。オリジナル要素盛りだくさんの内容となっている。
主人公の圭一が、雛見沢症候群を発症したキャラクターたちと、命がけの麻雀バトルを繰り広げていく戦慄のオヤシロモード。このモードでは原作同様、テキストでイベントが展開する。猟奇的な性格となったキャラクターと繰り広げる麻雀バトルを、勝ち抜け! |
部活モードでは、プレイヤーのキャラクターや対戦相手を自由に選んで、フリー対局を楽しめる。部活モードならではの、ど派手で楽しい演出が、次から次へと繰り広げられる。 |
麻雀バトルに勝利すると、お待ちかねのご褒美タイム! キャラクターたちがさまざまなコスチュームを身にまとって、プレイヤーを楽しませてくれる。 |
オリジナルモードでは、描きおろしデザインのちびキャラたちが、いきいきと動き回る。竜騎士07さんが監修した、愛と爆笑のオリジナルストーリーとイカサマ麻雀システムを体感できる本モードの詳細な情報については、次の機会に紹介する。 |
本作で繰り広げられる麻雀は、ただの麻雀ではない。アミューズメント施設伝統の2人打ちイカサマ麻雀のシステムを搭載しているのだ。おなじみのリーチ一発ワザやロン無効、ツミコミを駆使して、豪快に麻雀勝負を勝ち抜いていこう。
イカサマが発動すると、圭一の悟史バットや魅音の2丁拳銃などのアニメーションで炸裂。おなじみのシーンがダイナミックに展開していく。 |
アーケード版で、動画枚数5,000枚を超えるアニメーションを実装した『ひぐらしの哭く頃に 雀』。そのクオリティと物量は麻雀ゲームの常識を超えるものだったが、PSP版では更にアニメーションを追加し、動画枚数は7,000枚にも達しているという。イカサマシーンでの演出はもちろん、牌を積もる動きからちょっとした待機モーションまで、細かなアニメーションパターンが存在。更に移植に際して、イベントシーンでのキャラクターも多数追加されており、フルボイスの会話演出も強化されている。
必殺ワザなどの大きな動きのあるアニメーションはもちろん、待機中のちょっとした髪の動きや、麻雀シーンで見せる表情なども細かく用意されている。まるでキャラクターたちと本当に麻雀を打っているような気持ちにさせ、ゲームの世界へ引き込んでいく。 |
本作ではシリーズのイメージを踏襲しつつ、麻雀シーンにマッチした、オリジナルのキャラクターデザインを採用している。キャラクターデザインを担当したのは、さまざまな人気アニメで作画を手がけてきた嘉手苅睦(かでかるちかし)さん。キャラクターボイスには、豪華声優陣を起用しており、おなじみのセリフやキャラクターボイスが、麻雀バトルをさらに熱く彩る。
通常版に加えて、限定版が発売決定。豪華BOXには、特大サイズのレナと魅音の抱き枕カバーが同梱されている。他にもドラマCDや設定資料集などを楽しめ、ゲーム本編同様に盛りだくさんの大ボリュームとなっている。
<限定版同梱物> |
・限定版オリジナルBOX ・抱き枕カバー(150cm×50cm) ・オリジナルドラマCD ・設定資料集 |
両面にレナと魅音がプリントされた抱き枕カバーのデザインがこちら。なお、画像はイメージとなっている。 |
8月14日~16日、東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット76に『ひぐらしの哭く頃に 雀』ブースが出展。今明らかになっているのは、ブースNo.316ということだけだが、オリジナルグッズが販売されるようなので、楽しみにしておこう。
(C)竜騎士07 /07th Expansion/ (C)2009 AQ INTERACTIVE INC.
※画像は開発中のもの。