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2009年8月6日(木)

正真正銘、これで終幕――本日発売『流行り神3』の追加シナリオ配信日が決定

文:電撃オンライン

『流行り神3』

 日本一ソフトウェアは、本日8月6日に発売したPSP用ソフト『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル(以下、流行り神3)』の無料ダウンロードコンテンツ“薫編”を、8月28日に配信する。

 『流行り神3』は、都市伝説を題材にしたホラーAVG『流行り神』シリーズの最新作。プレイヤーは警視庁の警察史編纂(さん)室に所属する刑事・風海純也となり、常識だけでは解決できない怪異事件の真相を“科学的見地”、もしくは“オカルト的見地”から究明していく。

 ダウンロードコンテンツ“薫編”は、『流行り神3』本編に登場するキャラクター・羽黒薫が主人公の追加シナリオ。PlayStation Storeの追加アイテムカテゴリ内において、8月28日より無料で配信される。このシナリオをプレイするには、本編ディスクが必要となり、コンテンツをダウンロードするとシナリオ選択画面に“薫編”が追加される。本編の進行具合に縛られないため、本編のプロローグにあたる“序章”をプレイしていれば、すぐに“薫編”をプレイできるという。

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▲『流行り神3』から登場する新キャラクター・羽黒薫。

 “薫編”では、羽黒薫が編纂室のメンバーとは別行動をとり、とある怪異事件に立ち向かう姿が描かれる。物語の時間軸は、本編の第2話とほぼ同じ。風海をはじめとした編纂室メンバーが、“赤いちゃんちゃんこ”事件の解決に奔走する中、羽黒は“トイレの花子さん”にまつわる事件に遭遇する。怪しい臭いがぷんぷんする“トイレの花子さん”事件に興味を持ったオカルトマニアの羽黒は、編纂室には報告しないまま単独で事件を追うことになるが……。

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▲追加シナリオ“薫編”の時間軸は、本編の第2話“赤いちゃんちゃんこ”とほぼ同じとなっている。

【薫編“トイレの花子さん”あらすじ】

 私立相羽学園で発生している“赤いちゃんちゃんこ”事件の捜査に加わっていた羽黒薫は、ふとした気まぐれで学園の近くにある公園に足を向ける。そこには、二三子という名の少女がいた。二三子の様子がおかしいことに気づいた羽黒が話しかけてみると、彼女はひどくおびえた様子で「トイレの中で、女性が血を流して倒れている。助けてあげて」と言う。

『流行り神3』

 まさか、新たな事件に遭遇か? 羽黒は、いぶかしがりながらもトイレに踏み込み、捜査を開始。すると、女子トイレの一番奥――3番目の個室に、多量の血痕が広がっていた。“赤いちゃんちゃんこ”事件の現場とひどく重なるイメージと、立ちこめる血臭に、自然と羽黒の表情も険しくなる。しかし、二三子がしきりに気にしていた“怪我をした女性”の姿はどこにもなかった。

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 二三子がトイレから出てきたところを羽黒は見ており、二三子と話していた時間もトイレは常に視界に入っていた。その間に、トイレから出てきた人物はいなかったはずだ。つまり視覚的な密室。それでは、二三子が見たと言う怪我をした女性はどこに消えたのか? ともかく、血だまりがあるからには事故なり事件の現場である。所轄に連絡を――と羽黒がふと振り返ると、問題の個室のドアには子どもの落書きのような筆跡で“花子さんのトイレ”と書かれていた。女子トイレの3番目の個室……有名な怪談“トイレの花子さん”のことだろうか?

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 オカルトマニアの血が騒ぎ始めた羽黒は、「先輩たちは別件で大変だろうし、この事件、僕が追って見るのもおもしろそうだ」と、捜査を行うことを決意。こうしして、編纂室メンバーとは距離を置いての、羽黒のスタンドプレイがスタートする。事件解決のキーワードは“トイレの花子さん”、そして彼自身が持つ“羽黒薫”という名前――。

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【薫編の登場人物】

円山二三子円山鉄二五十嵐沙耶&柴田愛下橋ミキ
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公園で羽黒が出会う女の子。“花子さん”に思い入れがあるらしい。二三子の兄。中学受験に向けて勉強中。相羽学園の6年生。“赤いちゃんちゃんこ”事件にも関係している。今回の事件を聞きつけ、地方から出てきた新聞記者。

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データ

▼『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PSP
■ジャンル:AVG
■発売日:2009年8月6日
■価格:5,229円(税込)

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