2009年8月31日(月)

【RCG特集】今さら聞けない!? RCGの魅力について、あの3人がまだまだ語る!

文:電撃オンライン

 “電撃オンライン夏のRCG特集”のRCGタイプ別オススメ座談会で“リアル系”、“爽快系”、“レーシングバラエティ系”と3つのタイプに分けてレーシングゲーム(以下、RCG)について語ってきたYK3フェロモンヒビキタケルの3人。一息ついたと思ったが、座談会はまだまだ終わらない! 今回は、RCGそのものが持つ魅力と、これから登場するRCGへの期待について熱いトークを交わす!

【RCG特集】今さら聞けない!? RCGの魅力について、あの3人がまだまだ語る!
▲RCGを愛して止まない3人は、時に脱線しつつもRCGが持つ本当に魅力について語りだす。

■そもそも、RCGってなんでおもしろいの?

ヒビキタケル:RCGを語る時、よく思い出すのは電撃PlayStation元編集長が「RCGというのは、ゲームとしてもっともシンプルでわかりやすい形を持つものだ」みたいなことを言っていたことかな。アクセルとブレーキのボタン、あとはハンドルを操作する十字ボタンがあれば、基本的には操作できるもんね。日常的にクルマを運転する人も多いから、本当なら入りやすいはずだし、ゲームの初心者には最適なジャンルじゃないかなって個人的には思う。

【RCG特集】今さら聞けない!? RCGの魅力について、あの3人がまだまだ語る! 【RCG特集】今さら聞けない!? RCGの魅力について、あの3人がまだまだ語る!
▲1995年12月29日発売の、セガサターン版『セガラリー チャンピオンシップ』。基本的な操作方法は、10年以上前の作品から脈々と受け継がれている。

YK3:クルマって、特にスポーツカーは人を惹きつける魅力がもともとありますからね。ゲームにしやすいジャンルと言えると思います

ヒビキタケル:でも、そのわりにはゲーム全体で見ると、今はそれほど多くのタイトルが出ていない感じなんだよなあ。それにSCEの『グランツーリスモ(以下、GT)』シリーズなんかは、見た目からしてあまりにスゴすぎて、逆に敷居が高く見えてしまっているんじゃないかなーとかもちょっと思ったり。

フェロモン:本当は、ぜんぜんそんなことないんだけどね。ただ、確かにPS3やXbox 360の性能だと、こだわればこだわるほどいい意味でコアな作品になるからなぁ。そこが逆にネックでもあるのかな。怖がらずに遊んでみなよって思うよ(笑)。ちなみに、オレが1番RCGの魅力を感じるのは“スピード感と爽快感”かな。元気の『首都高バトル』シリーズにしろアトラスの『峠』シリーズにしろ、自分がクルマに乗っていてできないことができるスリルと快感は、クルマ好きにはたまらないところだよ。あと、RCGで遊んでいると実際にクルマに乗る時間が減って、ガソリン代が浮くという効果も何気にあったり(笑)。

YK3:あまりできない体験ができるというのは魅力ですね。私もEAの『ニード・フォー・スピード』シリーズやタイトーの『バトルギア』シリーズで散々パトカーに追われてましたけど、私生活ではパトカーに追われることなんて、まずないですから(笑)。まぁ、E3でアメリカに行った時には、パトカーのサイレンを聞いて他の人以上にドキドキしてまいしたけど。

ヒビキタケル:あー。ゲームだと海外のパトカーの音が多いもんね。って、ゲームとはいえ警官に追われすぎるのはちょっとねえ……(笑)。

 F1のコースだって走れる! RCG座談会 その2に続く→

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