2009年8月18日(火)
アルケミストは、DS用AVG『『超』怖い話DS 青の章』を10月22日に発売する。価格は5,040円(税込)。
本作は、現在竹書房から刊行されている実話の怪談を集めた怪談本『『超』怖い話』シリーズをゲーム化したもの。『『超』怖い話А(アー)』および『『超』怖い話Б(ベェー)』から厳選されたエピソードに、描き下ろしを加えた計63本のシナリオを収録している。ホラー作家・平山夢明さんが収録エピソードの監修を行っており、新規シナリオの執筆も担当しているという。
本作は、シナリオ中に選択肢が登場せず、新宿や渋谷など首都圏各所へ足を運びながら“怪談”を取材するという形式を採用。さまざまな人から体験談を集めていくうちに、少しずつ怪談の深い世界に踏み込んでいく“仕掛け”が楽しめる。また、セリフはすべてフルボイスとなっており、作中で“聞き手”として登場する平山さんのボイスは、声優の茶風林さんが担当する。
なお、『青の章』はシリーズ第1巻にあたり、第2巻『紫の章』の制作も決定している。その後も原作本を追う形式で、続巻の制作が予定されているとのことだ。
▲本作は、ニンテンドーDS本体を縦に持ってシナリオを読み進めていく仕様。左画面にグラフィック、右画面にテキストが表示される。テキストを読み進める際には、タッチペンによる操作の他、十字ボタンの下(通常の左)を押すことでも進行する。 |
(C)平山夢明・竹書房/Alchemist