2008年4月2日(水)
CJインターネットジャパンは、韓国CJ Internetと日本ファルコムの共同開発によるMMORPG『イースオンライン THE CALL OF SOLUM』(以下、イースオンライン)の正式サービスを、この春よりスタートする予定だ。
『イースオンライン』は、シリーズの主人公である赤毛の剣士アドルが活躍した時代から百年余り経過した世界を舞台しており、アクションRPGを意識した爽快感あふれる戦闘システム、最大10人の多人数パーティー、パーティー専用のインスタントダンジョンなどが特徴。韓国では2007年11月より、基本プレイ料金無料の一部アイテム課金で正式サービスが始まっており、大勢のプレイヤーが日々、冒険を楽しんでいる。
今回、日本での正式サービスに向けて先行体験プレイの機会を得ることができたので、プレイレポートを掲載。3時間程度のプレイ時間だったが、序盤のチュートリアルから冒険の拠点となる街、戦闘、騎乗ペット、ダンジョン、ボス戦まで、一通り体験することができた。ちなみに、当初は2時間の予定だったが、“あること”に夢中になってしまい1時間近くオーバーしてしまった(その理由は最後に掲載)。そんな、ついつい夢中で遊んでしまうのも『イースオンライン』の魅力なので、ファンはもちろん、MMORPGが好きな方もぜひ読んでほしい。『イース』シリーズの歴史について詳しく知りたい人は、公式サイトの“イースシリーズの歴史”をチェック!
■STEP(1)キャラクター作成
広大なエレシア大陸を旅する冒険者を作ろう!
まずはドキドキのキャラクターメイキング。本作では、種族、性別、職業、髪形、髪色、顔、服装を自由に設定してキャラクター(冒険者)を作成できる。種族は、エレシア人、キーモ人、アフロカ人の3つが存在し、それぞれ外見や能力などの特徴が異なるが、選べる外見のパーツが各3~4種類とちょっと少なめ!? 見た目を重視する人は多いと思うので、好みのキャラクターを作成できるように、外見パーツを6~8種類に増やしてほしいところ。職業は、いづれの種族も最初に選べるのはファイターとメイジのみで、2次職以降は種族ごとに異なる職業へ派生していく。また、種族ごとにスタート地点が異なるが、冒険の途中で他種族の街を訪れることが可能だ。
▲メイキング画面で自分の分身となる冒険者を作成。その後、背後の魔物から逃げるように自分のキャラクターが走り出し、洞窟から脱出するというムービーが流れる。プレイヤーを惹きつける非常に凝った演出が、物語の要所要所に挿入されるようだ。 |
■STEP(2)チュートリアル
まずはゲームシステムや操作方法を学ぶ
キャラクター作成後、洞窟内を脱出するムービーが終わると、冒険者は森へ移動する。ここでは、村へとつながる一本道を進みながら、画面上に表示されるチュートリアルをこなしていく。スキルの使い方や戦闘の仕方など基本的な操作方法から、カードの装備・使い方、ゲージをためると使用できる必殺技「AP」システムといった本作独自の要素まで、実際に操作しながら学ぶことができる。マウスクリックでキャラクターの移動や戦闘ができたり、ショートカットキーを押すことで各種ウィンドウが開くオーソドックスな操作方法なので、MMORPGの経験者であれば、すんなりプレイできるだろう。ここでは、チュートリアルと、本作の特徴でもある「フリーアイテムシステム」「カードシステム」「APシステム」を紹介しよう。
▲洞窟を抜けたあと、木漏れ日が美しい森のなかでチュートリアルがスタート。画面に表示されるメッセージにしたがって操作方法やシステムを学べるので、初心者も安心だ。 |
▲画面右側にスキルスロットにスキルをセットして、マウスクリックで使用できる。かなりの数のスキルをセットできるので、スキルパレットを切り替えるのが面倒な人には、うれしいだろう。また、「感情表現」ができるエモーションは10種類と少なめなので、ぜひ増やしてほしい。 |
【フリーアイテムシステム】
【カードシステム】
▲冒険を有利に進めるうえで重要な要素となる「カード」。冒険者にさまざまな効果を与えたり、ペットの召喚やアイテムの強化素材、クエストが発生するなど、さまざまなカードが登場する。なお、カードで受けられるクエストは、クリアするとその場で報酬がもらえるので、NPCに話しかける手間が省けるので便利。これらカードの収集にハマりそうだ。 |
【APシステム】
■STEP(3)演出
緊迫感が漂うムービーとBGMで自然とゲームに入り込める
チュートリアルの終了地点までくると、目の前に村があり、入ろうとするとムービーがスタート。村のあちこちに火の手があがり、犠牲になった村人たちが横たわっている。どうやらモンスターバンディットの軍団に村が襲撃されたようだ……! 兵士と協力してモンスターバンディットを倒すと、光輝くポータルが出現。このなかに入ると、冒険の拠点となる最初の街へ到着する。
■STEP(4)観光
各種族の拠点となる街を観光!人以外の種族も多数登場
チュートリアルをクリアすると、自分の種族の拠点となる街へ移動して、いよいよ大冒険の始まりだ。画面写真を見ていただければ一目瞭然だが、美しい風景がひろがっており、小さいオブジェなども非常に凝っている。また、街などで受けられるクエストは現段階で300種類以上という大ボリュームだ。また、街には人間以外にもさまざまな種族が暮らしている。これらの個性的なNPCと、3種族の拠点となる街の風景を紹介しよう。なお、どの街からスタートしても、利用できるショップや施設などに違いはないようだ。
▲地図をひらくと、自分とパーティを組んでいる仲間の位置が表示されるが、遠くにいる仲間は表示されない。同じマップにいる仲間の位置は、距離に関係なく全員表示してほしいところ。とくに本作は、最大10人までパーティを組めるので、番号などで仲間を見分けられると、より親切なのだが。 |
【港町ルティーノ】
▲エレシア人でプレイした人が最初に訪れることになる。古代ルティーノが呪いにより沈没したあとに、新たに開拓された港町。港付近には建築中の建物があるなど、現在も再建が続いている。港には、巨大な船が停泊しているが、乗船して別の大陸に移動することができるのだろうか。 |
【風の村ウォールデン】
▲キーモ人の序盤の拠点となる風の村ウォールデン。巨大な木々が立ち並ぶ深い緑のなかに村があり、木の上にも居住区が作られているため、上下にいりくんだ立体的なマップになっている。最初に訪れた人は、なれるまでは迷うことになりそうだ。また、ウォールデンにそびえ立つ巨木には、とある古代伝説が残っているとか。 |
【要塞都市マジユツク】
▲巨大な防壁に囲まれている要塞都市マジユツク。アフロカ人でプレイした人は、序盤の拠点となる場所だ。要塞都市ということもあり、他の街に比べて殺風景に見える。マップの形が縦長で、それほど入り組んでいない。迷子になりやすい冒険者も住みやすいだろう。 |
【街で見かけた人間以外のNPCさんたち】
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