2009年9月8日(火)
寿がきや食品から『モンスターハンター3(トライ) 狩人麺(ハンターメン) ピリ辛とんこつしょうゆラーメン(以下、狩人麺)』が9月7日に発売された。今回、この商品を作った開発スタッフにインタビューを行った。
『狩人麺』は、カプコンから発売されたWii用ACT『モンスターハンター3(トライ)(以下、MH3(tri-))』とのコラボレーション商品。ピリ辛とんこつしょうゆ味で、価格は190円(税込)。全国のコンビニで発売される予定で、抽選で500名にオリジナルグッズが当たるキャンペーンも実施されている。
左がプレミアムモンハンプレートで、右が オリジナル狩人麺どんぶり。 |
今回、この商品を開発した寿がきや食品の谷藤さんにインタビューを行った。ゲームとカップ麺のコラボレーションが生まれた経緯や、味に対する姿勢などについて、つっこんで質問しているのでぜひチェックしてほしい。
――まず、お名前と普段されている仕事内容について教えてください。
寿がきや食品株式会社の谷藤と申します。仕事内容としては、“営業企画”という部署に在籍していまして、新商品の企画・開発から販促キャンペーンなどを担当しています。
――ゲームとラーメンのコラボとして『狩人麺』が発売されますが、どちら側からの提案だったのでしょうか?
年初より目玉となるようなタイアップ企画を検討していまして、今年の6月ごろにカプコンさまよりよいお話をいただいたので、正式に弊社よりご提案させていただきました。
――『モンスターハンター』シリーズとコラボするということが決まった時の社内の反応は?
実は弊社はゲームユーザーがあまり多いほうではなく、当初は社内全体としてはなかなか理解が得られなかったのですが、その一方で開発やデザイン部署の若い社員の中での『モンスターハンター』の認知度は抜群に高く、おもしろい企画だと言ってくれる社員も多くいました。そんな中で今回の『MH3(tri-)』の発売を受け、現在社内ではキャンペーンに対する注目がさらに高まっています。
――なぜ、ピリ辛とんこつしょうゆ味にしたのでしょうか?
『モンスターハンター』の世界観をラーメンで表現しつつ、ゲームユーザーに受け入れられるような味を創りたいと考えていました。そこでユーザーの多い若者に人気の高いとんこつしょうゆ味をベースに、登場モンスターであるラギアクルスの特徴である電撃とワイルドで力強いイメージを表現するため、ピリ辛味になりました。
――味を作る上で、苦労したことなどがあったら教えてください。
苦労、というわけではないのですが、特徴をつけすぎるあまり単なる“企画モノ”で終わらないようにと、味の作りこみには全精力を注ぎましたね。
――パッケージのデザインでは、どういうところに気をつけましたか?
『MH3(tri-)』のイメージを生かしつつも、『狩人麺(ハンターメン)』というネーミングと調和が取れるようなデザイン構成に気をつけました。
――先日、発表会でコラボが明らかになりましたが、その後の反響は?
今まで取引の無かった流通さまや量販店さまから、キャンペーンに対する問い合わせや打診を多数いただき、『モンスターハンター』とともに寿がきや食品という名前を広く知っていただくいい機会になったのでは、と感じています。
――普段、ゲームをプレイされますか?
今までは正直まったくといってよいほどゲームはしなかったのですが、これを機に挑戦してみようかなと思っています。
――発売に向けて、メッセージ・アピールをお願いします。
今回このようなタイアップが実現して、私自身とてもワクワクしています。企画だけでなく、商品の味やキャンペーングッズも自信を持ってお届けできるものができたと自負していますので、ぜひ皆さんに一度食べていただき、応募して、グッズを手に取っていただきたいですね。
▲寿がきやと『MH3(tri-)』がコラボレーションした『狩人麺』がこちら。スタミナが減ってきたと感じた際には、この麺を食して回復してみては? |
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■『狩人麺(ハンターメン)』プレゼントキャンペーン概要