東京ゲームショウ2009のカプコンブースで、PS3/Wii用ACT『戦国BASARA3』のスペシャルステージが開催された。

　『戦国BASARA3』は、同社の人気ACT『戦国BASARA』シリーズのナンバリングタイトル最新作。PS3とWiiで2010年に発売が予定されている。今回は“関ヶ原”が舞台になり、既存武将だけでなく新武将も参戦する。イベントには、プロデューサーの小林裕幸氏が登場して本作の新情報を公開したので、その模様をお届けする。

　小林プロデューサーは、本作にシリーズ最大級のリアルタイムデモが入っていることを明らかにした。同プロデューサーが制作した『デビル メイ クライ』シリーズよりも多いということなので、その数はかなり多いことが予想される。

　ここで小林プロデューサーの口から、本作の主題歌に関する情報が公開された。主題歌は、人気アーティストのT.M.Revolutionが、本作のために書きおろした新曲『Naked arms』。この曲は、先日行われたT.M.Revolutionのライブでお披露目されたのだが、タイアップ情報はここで初披露となった。ボーカルの西川貴教さんからビデオレターが公開され、これからも突き抜けていくということや、武将が天下をその手でつかむということから『Naked arms』というタイトルを付けたことが明かされた。また西川さんは、「この曲がゲーム中のどこで使われるか、ボクも楽しみです」と笑顔で語っていた。

▲新情報を公開する小林プロデューサー。『Naked arms』に関しては、本作のメイン武将である徳川家康と石田三成のストーリーを見せて、作詞をお願いしたことから「詞も世界観にすごく合っています！」と熱心に語っていた。

　また、公開されている4武将のプレイ動画が公開されたので、小林プロデューサーのコメントとともに掲載していく。

▲これまでのシリーズでは子どものような家康であったが、本作では思想はそのままに、青年に成長している。キャラクターとしては素手で戦うファイタータイプで、突きや打ち上げなど、コブシをたくさん使うのだとか。小林プロデューサーは、画像を見るや「かなりカッコいいと思う」と語っていた。

▲秀吉を慕っており、彼を倒した家康への復讐（しゅう）に燃える石田三成。居合いを使って攻撃するようだ。「髪型に特徴がありますが、関智一さんが力強く、復讐のキャラを演じています。かなり人気があると思いますよ」とのこと。また、武将として戦国最強の、本多忠勝が本作に参戦することも明らかに！

▲小田原の戦いで、三成に負けたところから始まる伊達政宗。「ストーリーではややカッコ悪いところから始まりますが、プレイヤーキャラとしてはカッコいい彼に仕上がっている」ということなので、ファンは安心してほしい。そして、猿飛佐助や片倉小十郎も登場するそうだ。

▲真田幸村も、家康との戦いで敗れたところから物語が描かれる。「武田信玄が病で倒れ、幸村が総大将となるんですが、アタフタする彼が最初は見られる」とか。ここでのプレイ動画では、毛利元就との戦の様子を見ることができ、元就のステージには新たなギミックが登場することが明らかになった。

▲また、東京ゲームショウの会場で新作のグッズを販売していることや、イベントに参加することもアナウンスされた。小林プロデューサーは「来年の5周年に向けて、いろいろ展開していきます。年内のうちにも本作の情報をお届けしていくので、お楽しみに！」とメッセージを送り、イベントは終了となった。

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