2009年9月25日(金)
東京ゲームショウ2009のカプコンブースで、2010年発売予定のDS用ソフト『ゴースト トリック』のプレゼンステージが本日9月25日に開催された。
『ゴースト トリック』は、同社の人気AVG『逆転裁判』シリーズを手掛けた、巧舟氏がディレクションを担当する完全新作タイトル。プレイヤーは、命と記憶を奪われたゴースト探偵・シセルとなって、“死者のチカラ”を使って自分の死の真相を追うことになる。
プレゼンステージでは、まずはじめに本作のトレーラームービーが紹介された続いて、本作のプロデューサー・竹下博信さんがステージに登場。さらに、ディレクター・巧舟氏からのビデオレターがスクリーンに映し出された。
▲個性的なキャラクターたちや、謎のセリフが多数登場するトレーラー。見るだけで、どんなAVGになるのか期待が持てそうだ。 |
▲「スタッフも何かにとりつかれたように、気合を入れて作っています」と竹下さん。 |
▲本日はビデオレターのみの出演となった巧氏。本作の開発に至った経緯を「『逆転裁判』シリーズが終わって、まったく新しいミステリーに挑戦したくて、5年くらい前から考えていた」とコメントしていた。 |
続いて、本作の特徴である“死者のチカラ”を使った謎解きについて、実機でのプレイを交えて紹介が行われた。“死者のチカラ”は、すでに死んでしまっているシセルが使うことができるチカラ。ありとあらゆるモノにとりつくことができる“トリツク”と、とりついたモノを動かすことができる“アヤツル”という2つのチカラを駆使して、死んだ時の状況を変えていくことが可能だ。
▲紹介で登場した場面は、ヒロイン・リンネが殺し屋・ジーコに銃を向けられているシーン。このままではリンネが殺されてしまう! あらゆるモノに取り付いて、リンネの運命を変えなくては! |
謎解き中はリアルタイムでイベントが進行していく本作。ただし、とりつくモノを探す“トリツクビジョン”中は時間が止まっている。また、同じモノでもとりつく場所によって、“アヤツル”でのアクションが異なる。
▲自転車のベルにとりついて、ベルを鳴らすことによってジーコの注意を引き付けられた。しかしこの後、さらなるピンチがリンネを襲う……? |
▲“アヤツル”では、いろいろなモノを連鎖させるように動かす必要もあるとのこと。「ヒラメキも必要だと思います。」と語る竹下さん。 |
今までのAVGにはない謎解きを楽しめるように制作しているという『ゴースト トリック』。カプコンブースでは試遊も可能なので、興味がある人は遊びに行ってみては?