2009年9月25日(金)
1対多数のアクションゲームが華やかなりし昨今いかがお過ごしでしょう。さて、2006年にマイクロソフトから発売された爽快アクションの続編が遂に登場! 東京ゲームショウ2009のKONAMIブースに出展されているXbox 360用ソフト『NINETY-NINE NIGHTS II』を懐かしさのあまりにプレイしてきましたが、果たして……?
■何を置いても絵がキレイ
2006年に発売された前作は、韓国の開発会社ファンタグラムが開発を担当していましたが、今作の開発は『ロストオデッセイ』などを手掛けたフィールプラスによるもの。別にそれは関係ないと思いますが、絵が格段にキレイになりました。プレイレポートで絵がキレイとかいうコメントは、はっきり言ってレポーターの無能以外なにものでもないのですが、それでもついつい言ってしまう。画面キレイだなぁ。
KONAMIブースは東芝とタイアップしているのか、試遊台のモニタがレグザZ9000でした。余談ですが、レグザシリーズはディレイが強くアクションゲームに向かないと言われていたのですが、Z9000は全く問題ありません。ゲーム用モードも搭載してゲーム専用液晶モニタと言わんばかりです。俺もZ7000から買い替えようかな……。
はてさて、話が横道にそれました。そうそう絵がキレイな話でしたね。とりあえず、画面がキレイなのはソフトとモニタのおかげのようです。本作遊ぶ時はいいモニタでプレイしてくださいね。
■アクションももちろんよくできてます
アクションゲームの大事な要素に、モーションと判定があります。敵に攻撃が当たった時、インパクトから吹っ飛びまでの時間が短かければ軽く、逆だと重く感じます。ここのさじ加減はゲーム開発者のノウハウの蓄積であり、有名ラーメン店のスープのようなものです。また、こいつばかりはなかなかマネようもない。結構大事な部分なんですね。そこの出来が非常によいです。爽快感と重厚さのバランスのよさ、これだけで名作アクションとしての資質を6割は持っていると言っていい。あと、これも大事なんですが攻撃のリーチ(長さ)。これも絶妙で、見た目より長いので多くの敵を巻き込んで攻撃できる。これがなんとも爽快なのです。
■がちゃプレイ上等
攻撃は弱、強、特殊の3種類のボタンの組み合わせで、いろいろなコンボが発動するもの。よくわからなくても、適当にボタン押していればとりあえずそれっぽい技が出ます。アクション苦手な人でも上手くなった気分を満喫できるわけです。無論、緻密な計算にもとづいてコンボをつながなければそのうち苦境に立たされると思いますが……。あと、各ボタンにはスキルという必殺技もスロットできます。条件がそろえばLTボタンと各ボタンの組み合わせで強力な必殺技が発動する。まぁ特に説明はいらないでしょう。
ゲームショウ版は、10分間の制限内で遊ぶというもので、本作の魅力の一端に触れただけですが、ぜひ皆さんもゲームショウで実際に触ってみてください。
(C)2009 Konami Digital Entertainment Ninety-Nine Nights is a Trademarks of Microsoft Corporation.
■東京ゲームショウ2009 開催概要