2009年9月25日(金)
“テンポ”のいいRPG『光の4戦士 -FF外伝-』のプレイレポートをお届け!
ども、カネキングです。スクウェア・エニックスブースに出展されている、10月29日発売のDS用ソフト『光の4戦士 -FF外伝-』試遊台のプレイレポートをお届けします。
パッと見、“かわいい『FF』”だなと思いました。キャラクターのビジュアルはDS版の『ファイナルファンタジーIII』などが近いかなと思います。2頭身ほどの小さな4人のキャラクターを操作し、ジョブチェンジをしながら冒険を進めていくお手軽なRPGで、BGMや独特のグラフィックがどことなーくファミコンを彷彿(ほうふつ)とさせます。
今回は試遊用に作られたバージョンになっており、主人公たちが自分の家から城に行き、北の洞窟のミノタウロスを倒すというストーリーになっていました。道中、村の住人たちからシステムのことやゲームへのこだわり、コンセプトなどを説明してもらえます。そんな中でよく目にしたのが、“テンポのよさ”といったフレーズです。メニュー画面の操作や、戦闘の展開などさまざまな場面でこういった“テンポ”のよさを感じました。
ジョブの切り替えやアビリティもタッチで簡単に行えますし、戦闘も対象を指定することなくコマンドを選ぶだけでサクサク進みます。戦闘後にもらえる宝石を、クラウンという王冠に一定数はめ込むことでジョブが成長するシステムも、視覚的にわかりやすくグッド。タッチペン1本で快適に遊べるなーという印象でした。
戦闘はいわゆるAP(アクティブポイント)制になっており、APさえあれば魔法も好き放題撃てます。“ためる”コマンドを使っていかにAPを稼ぎつつ、どこで回復し、攻撃するか、その駆け引きが楽しいですね。時折“気合が入っている”状態になるのですが、この状態の2人が一緒に攻撃するとより強力な攻撃を繰り出します。こういった連携プレイを戦略に練り込み始めると、単純な選択肢の中でも、“気合が入っているならコイツとコイツで攻撃して……でも回復しないと……でもこれを逃すとせっかくの気合が……”といった具合に迷いが生まれてきます。アビリティもたくさん用意されているので、単純ながらも奥は深そうです。
戦闘はコマンドを選ぶだけですし、ターンの切り替えも早いので確かに“テンポがいい”。ダンジョンの中での移動なども非常にスムーズで、ストレスをまったく感じません。逆に言うと、単純であるが故の不便さといいますか、ケアルの対象を選べなかったりするのが今後イヤらしく思えてくるかもしれませんが、それはそれで、仕様としてすんなり受け入れられそうな気がします。ただこのゲーム、モンスターを倒してもお金が出ないんですよ。スタッフによれば、なんでも“宝石を売ってお金にする”のだとか。え、宝石ってジョブの成長に必要なんじゃ……うーん。宝石のやり繰りに頭を悩ませることになりそうですヨ。(カネキング)
▲スクウェア・エニックスブースの裏手に試遊台への入り口があります。村の人たちにゲームのことをいろいろ教えてもらいながら、ミノタウロス退治を目指しましょう。 |
【開催期間】2009年9月24日~27日(ビジネスデイ:24~25日、一般公開:26~27日)
【開催時間】各日10:00~17:00(一般公開日は開場時間が前倒しになる可能性がある)
【会場】幕張メッセ(千葉県)
【入場料】前売1,000円/当日1,200円、小学生以下は無料
【主催】社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)