タイトーが今冬に発売を予定しているPSP用ソフト『DARIUSBURST（ダライアスバースト）』。TGSの会場でお会いしたプロデューサーのアオキヒロシさんに無理を言って、非公開バージョンをプレイさせていただいた！

　『ダライアス』シリーズの最新作『ダライアスバースト』は、同シリーズ12年ぶりの完全新作。ゾーン分岐、海洋生物型の巨大戦艦ボスなど、シリーズの特徴を踏襲したSTGだ。ちなみにTGS会場では、スクウェア・エニックス/タイトーブースと、SCEブースで映像が出展されている。ゲームの詳細は9月3日の記事を参照してほしい。

　……というわけで、今回は残念ながら映像出展のみの『ダライアスバースト』。そこで記者がアオキプロデューサーにお願いしたところ、特別に本作をプレイさせていただけることになった。まだ開発途中のバージョンとのことなので、以下の記事は、製品版とは大きく仕様が変わる可能性があることをご容赦いただきたい。

　まず記者が気になっていたのが、“携帯型機のPSPで激しいシューティングゲームを遊べるのか”というところ。実際に触ってみたところ、さして問題は感じなかった。ショットは押しっぱなしで自動発射される上、画面が60fpsでなめらかに動いており、プレイ感は上々！　BGMも良質だ。ただしPSP本体性能の兼ね合いもあり、BGMはヘッドホンを使って聴きたいところ。

　シリーズ初登場となる攻撃方法の“バースト”は、自機から直接発射することができるだけでなく、フィールドの任意の場所に設置することもでき、攻撃を二分させることができる。初見では“置きどころ”が難しいものの、使いこなせるようになれば戦略の幅が広がる印象を受けた。ちなみに現行のバージョンではバーストカウンターの判定がシビアだったが、「判定は調整する予定です（アオキさん）」とのこと。

　「PSPの性能でグラフィックを出しきった」とアオキさんが話す、画面の美しさも注目ポイント。しかもプレイ中に処理落ちすることはなく、アオキさんによれば「ボス戦でバーストを使うと落ちる可能性があるかも」というレベルだそうだ。非常に良質なシューティングゲームとなっていたが、まだ調整は加えていくとアオキさんは話していた。

　まだ確定はしていないが、記者の予想として近いうちに間違いなく体験版が出そうな気がするので、気になる人は体験版をお待ちいただきたい。

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