すべての鍵は彼のビジョンの中に――DS『AGAIN』ステージイベントをレポート！

文：電撃オンライン

　東京ゲームショウ最終日となる本日9月27日、コーエーテクモブースにおいて12月10日発売予定のDS用AVG『AGAIN FBI超心理捜査官（以下、AGAIN）』のステージイベント“Semi final Stage ～see you again～”が行われた。

　『AGAIN』は、過去の映像を見ることができる“パストビジョン”という特殊能力を持つ、FBI捜査官のジョナサン・ウェーバーとなり、19年前に起きた未解決猟奇事件の謎に迫るサスペンスAVGだ。ステージイベントには、本作のプロデューサー・山口浩一さんと、グラビアアイドルの谷桃子さんが登場し、本作のシステムや魅力などについて紹介が行われた。

▲イベントステージに登場した、本作のプロデューサー・山口浩一さん（画像中央）とグラビアアイドルの谷桃子さん（画像右）。

　本作の舞台は、アメリカ東部の都市・クロックフォード。そこで19年前に起きた、“プロヴィデンス連続殺人事件”の最初の事件現場に、主人公・ジェイが訪れたところからゲームは始まる。プレイヤーは主人公のジェイとなり、従来のテキストAVGと同じようにテキストを読んでいく“捜査パート”と、過去を見ることができる能力を使用しながら謎を解いていく“パストヴィジョンモード”を繰り返しながら、事件解決を目指す。

　本作はDSを縦に持って操作するのだが、“パストヴィジョンモード”では、DSの右画面に現在の画像が、左画面に19年前の画像が表示される。山口さんによると“プロヴィデンス連続殺人事件”の証拠は過去にしかないのだが、現在と過去の相違点を探し出し、物を動かすなどして現在の状況と過去とを合わせることで、過去の真実が明らかになるという。

　本作の魅力について山口さんは、「登場人物は、すべてオーディションをして決めています。背景素材も、実際にアメリカに行って撮影していますので、非常に本格的な作りになっています」とコメント。そして最後に「『ウィッシュルーム 天使の記憶』や『アナザーコード』などのAVG制作を手掛けたシングが開発してますので、数多く発売されているAVGの中でも、遊び応えのある作品になっていると思います」と語り、イベントは終了となった。

▲イベントの最後には、音楽ユニット・Sweet Vacationによるスペシャルライブが行われた。

■東京ゲームショウ2009 開催概要
【開催期間】2009年9月24日～27日（ビジネスデイ：24～25日、一般公開：26～27日）
【開催時間】各日10：00～17：00（一般公開日は開場時間が前倒しになる可能性がある）
【会場】幕張メッセ（千葉県）
【入場料】前売1,000円/当日1,200円、小学生以下は無料
【主催】社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA）

• 東京ゲームショウ2009公式サイト
• 電撃オンライン 東京ゲームショウ2009特設ページ