2009年10月19日（月）

『RED STONE』日本最強の栄誉はチーム“happysweets”に！

　ゲームオンは10月18日、同社が運営するPC用MMORPG『RED STONE』のWorld Cyber Games2009（WCG2009）日本最強決定戦を開催した。

　WCGは世界規模で行われるe-sports大会で、『RED STONE』は昨年のWCG2008に引き続き同大会の一部門として採用されており、優勝チームは11月に中国で開催されるWCG2009への出場権を獲得できる。また、本イベントでは2009年下半期以降のアップデートを予定している新コンテンツ、新キャラクターに関する最新情報も発表された。


▲右からL＆K Logic Korea取締役　開発チーム長イ・ヨンチャン氏、『RED STONE』プロデューサー吉田一馬氏、MCを勤めた西崎理乃さん。

　試合の模様をお伝えする前に、まずは開発元のL＆K Logic Korea取締役　開発チーム長イ・ヨンチャン氏による今後の『RED STONE』アップデート情報をお届けする。今回発表されたのは以下の5つ。

・ギルド戦マップ＆攻城戦ポイント戦マップ
・ギルドダンジョン
・新規ダンジョン
・転職
・新規キャラクター

　来場者の注目を集めたのは、やはり新規キャラクターと転職についてだ。なお、新キャラクターおよび転職については開発中のため、日本で最初に発表される情報となる。日本では2009年冬に“転生システム”の実装が予定されているのだが、転職はこれと異なり、各クラスの能力をより特化させたスキルや専用スキルなどを習得できる、いわば上位職となる存在で、1次転職と2次転職がすでに予定さえれている。新規キャラクターは戦士とネクロマンサーを融合したような戦闘スタイルになるらしい。うまくいけば日本でも来年には実装できるそうだ。

　ギルド戦＆攻城戦マップ、ギルドダンジョンについてはすでに韓国では実装済みのコンテンツのため、スクリーンショットでマップ形状や出没モンスターなどが紹介された。レベル700超えのモンスターが多数ポップしている画像もあり、かなり上級者向けのコンテンツと思われるが、中には中級レベル向けのものも存在しているとの話であった。

　さて、『RED STONE』日本代表チームを決める決定戦について簡単に説明しておこう。専用マップと専用キャラクターを用いて、4人で構成されるチーム同士が制限時間内にポイントを競うPvP大会である。あらかじめ予選を勝ち抜いた7チームに、前回の優勝チームを加えた全8チームがオフラインイベントである日本最強決定戦へ進む。

　16：00過ぎの時点で3位は“crazythree”に決定しており、続いてスタートした決勝戦は、予選6位通過の“noobs”と前回優勝チームの“happysweets”によって行われた。『RED STONE』のPvPて定番とも言えるクラス構成は、ランサー×2名、アーチャー、ビショップまたはウィザードなのだが、いざ試合が始まってみればhappysweetsはアーチャー、プリンセス、リトルウィッチ、ビショップという予想外の組み合わせ。会場からは「強い……」とざわめきが起きるほど実力差は歴然としており、noobsチームはほぼポイントを取れないままに、happysweetsが今年も余裕で優勝となった。happysweetsには賞金とゲーム内アイテム地上の権勢、奇跡の幸運チケットがプレゼントされた。

　中国で開催されるWCG2009にむけてhappysweetsのメンバーは、「応援ありがとうございます。中国の本選に参加しても1位になって帰ってくるので、みんな応援してください」、「経験値倍増を楽しみにしていてください」と笑顔でコメントしてくれた。


▲チーム“happysweets”の皆さん。

▼『RED STONE』: ■メーカー：ゲームオン; ■対応機種：PC(対応OS：WindowsXP); ■ジャンル：RPG(オンライン専用); ■サービス開始日：2005年1月20日; ■プレイ料金：無料（アイテム課金）