2009年11月13日(金)
5pb.は、11月25日にシングルCD『運命のファルファッラ』を発売する。価格は1,470円(税込)。
このCDのアーティストは、Xbox 360『CHAOS;HEAD』の作中に登場するゴシックロックバンド・ファンタズム。ファンタズムによる、Xbox 360『シュタインズ・ゲート』のエンディング曲『運命のファルファッラ』、作中で登場する『雷ネット翔』の主題歌『マスカレード』、フルアルバムに収録された『嘆きのアラベスク』のリミックスバージョンを収録している。
今回、そんなファンタズムのボーカル・FESを演じる榊原ゆいさんのコメントが届いたので掲載する。
▲FES | ▲榊原ゆいさん |
――まずは、『CHAOS;HEAD』に続く、科学アドベンチャーシリーズ第2弾『シュタインズ・ゲート』のエンディングテーマをファンタズムで歌唱すると聞いたときの感想をお願いします。
「ファンタズムとしてまた生きることができるんだ……」と感動しました。アニメのキャラとして、シリーズ続きで歌えるというのは、なんだか不思議な感じですが、とてもうれしかったです!!
――シングルの表題曲にもなっている『運命のファルファッラ』を初めて聴いたときの感想を教えてください。
「まった難しい歌が来たぞ!」と(笑)。ファンタズムはメロディの展開がおもしろいというか、難しく不思議で魅力的。耳慣れない音階なのになんだか気持ちいいという感じ。今回もそういうファンタズムらしい曲で、ファンタズムをメロディで感じられてうれしかったですね。
――『運命のファルファッラ』のレコーディングをした感想を教えてください。
とにかくメロディに対してFESとしての気持ちで、魂を込めて歌い上げるのが最初は難しくて! 余裕がなければいけないし、FESっていっぱいいっぱいではなく、本当に心からあふれ出る言葉をメロディに乗せて語っているという感じなので、そこのクオリティに持っていくまで少し時間がかかりましたね。でも、さすがファンタズムのFESとして何度も生きてきたので、つかんでしまえばこっちのモノ……でした!(笑)
――歌詞で気に入っているところがありましたら教えてください。
サビ最後の「時を見つめる者の まなざしさえすり抜けて」です。蝶のイメージが強い曲で、それがとても効果的にイメージしやすい言葉だなと。蝶のように……。もう世界観が素敵です!! PV作ったらすごそう!(笑)
――カップリング曲になっている『マスカレード ~ノア第三章列王新世紀編より~』を初めて聴いたときの感想を教えてください。
今までのファンタズムとはまた違った雰囲気の歌ですね。劇中で出てくるアニメの主題歌という設定なので、なんだかファンタズムが歌うっていうのが不思議な感じですが(笑)、この歌はこの歌で、かなり新境地だなと思いました!
――『マスカレード ~ノア第三章列王新世紀編より~』のレコーディングをした感想を教えてください。
こちらも、あいかわらず難しくて(笑)。FESが歌う魂の叫び的な歌とはまた違う歌だったので、今までのようにFESとしての“純粋な魂の叫び”は入り込め慣れているのですが、また少し違った感じだったので難しかったです。でも皆さんが聴いて「カッコイイ!」と思っていただける曲には仕上がったと思います!
――歌詞で気に入っているところがありましたら教えてください。
2番の「心の痛みも感じられない そこなら僕は迷わず深く飛び込める」ですね。こういう心の世界って吸い込まれるというか、FESとしてもこの雰囲気が好きです。
――『CHAOS;HEAD』以外の作品へファンタズムするということで、今後の展開も気になるところですが、榊原さんとしては、どんな展開をしたらおもしろいと思いますか?
海外進出!? みたいな(笑)。ファンタズムという高いクオリティの音楽とパフォーマンスに出会えたので、今後も何か形として残っていけたらいいなと思います。
――ファンタズムファン、榊原ゆいさんのファンへのメッセージをお願いします。
今回も新たにファンタズムファンの期待を裏切らない世界観になっていると思います! ぜひ、耳で、心で感じてください!!
(C)2009 5pb.Inc./Nitroplus
■『運命のファルファッラ』収録トラック