PS3ユーザー必見！ 『Fallout 3』待望の追加コンテンツパックをプレイレポ！

文：電撃オンライン

■“The Pitt”編　奴隷を救うべく奴隷になる!

　ということで。お次は追加コンテンツの2本目“The Pitt”編です。こちらも、とある無線をキャッチすることからミッションが始まります。追うべき無線は“ワーナーの救難信号”。救難信号出しまくりだね、みんな。まぁこのご時勢じゃ仕方ないかもしれません。これらの救難信号を前に、「なんとか助け出さねば！」と思うか「またカモがやってきたゼ！」と思うかは人によるところが『FO3』の魅力でもありますよね。

　とにかく、まずはマップに示された場所へ行ってワーナーと会いましょう。どうやらワーナーは眼帯をした男で、奴隷商人のアッシャーが支配するピットと呼ばれる町から逃げ出してきたとのこと。この街では、多くの奴隷がアッシャーとそれに組する無法者“レイダー”らによって強制的に働かされているようです。さらに、放射能の影響でクリーチャー（怪物）が出現する現象まで起こっていて、かなりカオスな状況です。しかも住民の間では病気も蔓延してたりするのですが、この病気に対する手段をアッシャーが見つけたらしいのです。

　ということで、ワーナーの目的は、アッシャーからその手段を奪いつつ奴隷を解放すること。そして、それに手を貸してくれる人を探しているようです。快諾してさっそくそのピットとやらに向かおうとするも、ワーナーはまだ話すことがある様子。ワーナーいわく、ピットの守りは強固で正面突破はまず不可能らしいです。ってことで、まずは奴隷の服を入手し、奴隷のフリをして潜入すべしとの案を授けてくれました。おまけに、近くで奴隷市が開始される予定だから、そこで入手すればいいとまで教えてくれます。

▲無線の発信場所へ行くと、追っ手のレイダーたちと銃撃戦を繰り広げているワーナーの姿が。レイダーたちに気取られないよう、コッソリとスナイプして援護してあげます。

　ということで奴隷服を得るため、くだんの奴隷市へ向かってみましたが、あいにく時刻は夜中真っ盛り。数人の見張りを除き、奴隷商人たちはグッスリお休み中でした。うーん、方法としては奴隷商人に交渉してみるのもアリかなと思ったのですが、せっかくお休みいただいているので、とりあえず闇討ちを選択。起きている見張りをターンッと銃で撃ってみました。まぁ当然起きますよね。銃声って結構響くしね。

　そして、起きた連中とそのままガチバトルへとなし崩し的に移行。グダグダでスイマセン。まぁしかし奴隷商人なんて何人集まろうと物の数ではありませんよ。軽くひねってやってオシマイです。その後、奴隷商人の死体をまさぐってカギをゲット。奴隷が集められている檻を開錠し、奴隷に直接服をくれと言ってみます。すると、「先日死んだ奴隷のものでよければ。」と言われました。うーん……死んだ人の服を着るのはあまりいい気はしませんが、仕方ない。奴隷から見ればどんだけ贅沢言ってんだって話ですよね。

▲実は、生きている奴隷から無理矢理服を剥ぎ取ることも可能。なんですが、この寒空の下、真っ裸で帰れということはさすがに言えませんでした……。

■いざ、ピットへ潜入！

　ワーナーに奴隷服をゲットしたことを告げると、いざピットへの潜入が始まります。潜入の際には自分が持っている武器を始め、すべてのアイテムが没収されてしまうことを告げられますが、なんとかして取り戻すから心配するなとのこと。さらに、ギリギリ隠して持ち込めそうな拳銃かナイフどちらかを手配してくれるようです。やはり遠距離から攻撃できるのは強みなので、ここは拳銃を選択。

　ピットに向かうにあたり、途中まではワーナーが案内してくれるらしいです。が、おとなしく付いていくと見張りのレイダーに見つかってしまいました。「まぁそりゃ堂々と道の真ん中歩いていれば見つかるよ」と思ったのですが、どうやらワーナーはわざと見つかったようです。「交渉はオレに任せろ」と言って1人で近づいていきました。え？　何？　交渉で入れるなら奴隷服いらなくない？　と思ったのもつかの間。一言二言レイダーと話したワーナーは、突然拳銃を引き抜きレイダーの頭に鉛弾を食らわせやがってくださいました。交渉ってそっちの交渉かーーー！

　驚きつつも、まだこの時点では自前の武器を持っていたため、ハンティングライフルで遠くから狙撃で援護。無事戦闘を終えたあと、ワーナーは得意気な顔でこちらへ戻ってきます。いやいや、そんな顔してないで、戦闘するなら先に言えよ……。

▲“交渉中”のワーナーさん。そうだね、映画とかだとそういう交渉の仕方も多いよね。すっかり忘れていたよ……。当然このあとは他のレイダーさんたちとの銃撃戦が始まりました。

　その後、ワーナーとは分かれ、ピットまでは自力で進むことに。途中に大きな橋があり、そこは地雷が満載、野犬もいっぱいという有様。おそらく奴隷の逃亡防止用なんでしょう。でもね、奴隷商人さんたち。たくさん停車している車の上を歩いていけば地雷にはひっかからないし、何よりその地雷はあなたがたが放った（と思われる）野犬さんたちが片っ端から踏んで自滅しているんですけど。

　さらに橋の上にはスナイパーが待機していて目を光らせていたのですが、正直自分は気づいていませんでした。彼から制止の言葉が駆けられたときには、すでにその下を通過してしまった始末。これには彼も怒ったようでスナイパーライフルをバシバシ撃ってきたのですが、興奮しすぎたのか橋の上から転落。地面に激突し、さらには地雷を踏んずけて爆散していました。それを見て、遠い目をしながら自分はこう思うのでした。「あぁ、ここにアホの子がいるよ……」と。そんなオモシロ体験をしつつ、ピットの門前に到着すると、ワーナーに告げられていた通りすべての荷物を没収されました。わかっていたとはいえ、やはりちょっと悔しい。ともあれ、ピットへの潜入は無事成功するのでした。

▲橋には危険がいっぱい！　そこで、車の上をジャンプで移動することに。それにしても、ここで言う“危険”はプレイヤーよりも敵に対してと思うのは気のせいだろうか。

■新人奴隷の初仕事！　鉄のインゴットを集めよう！

　ピット内に入り、まずはワーナーの協力者であるミディアを探します。会って話をすると、ひとまず身元がばれないように奴隷として振舞ってくれとのこと。奴隷として振舞えと言われても、奴隷未経験のこちらとしてはどう振舞えばいいかサッパリです。教育係の人を紹介してください！　すると、スチールヤードという場所で鉄のインゴットを集める仕事をしてこいと言われました。どうやらこのスチールヤードという場所、例の放射能の影響でモンスター化した人間がうろつく危険な場所で、行く人がいないみたいです。新人奴隷をいきなりそんな場所へ行かせるなんて、イジメですか？　あれか？　職場ならではの洗礼というやつですか？　せめてもうちょっと武器が欲しいと言ったら、製鋼所にいるマルコという男が、工具を改造した武器を秘密裏に作っていると教えてもらいました。よし、まずはそのマルコのところへ行って武器をゲットしようと思います。

▲ワーナーの協力者であるミディアさんと、武器を秘密裏に量産しているマルコさん。ほかにもワーナー主導の反乱のために準備をしている人がポツポツといるようです。

　製鋼所にいるマルコがくれたのは、オート・アックスという電動ノコギリのようなモノ。見た目からしてかなり凶悪な武器……もとい工具です。奴隷にこんなもの普通に持たせるなんて、わりと余裕ね、レイダーさんたち。それを隠し持って（どこに隠してるんだという質問はたぶんしてはいけない）いざスチールヤードへ！

　この仕事を管理しているレイダーさんに、鉄のインゴットを10個集めるまでは帰ってくんじゃねえと言われながら叩き出されました。そのインゴットですが、けっこうと大きく銀色に光っているため、遠くからでも視認がしやすくて助かります。インゴットの判別がしやすい反面、クリーチャーの方々が行く手を阻んでくれますが。

　元は人間だったということで、とりあえず南無阿弥陀仏なんたらかんたらとか言いながら、オート・アックスでバッサバッサと斬り進んでいくこと数十分。無事、鉄のインゴット10個を集めることに成功！　おまけに中でいくつか武器を手に入れてしまいましたよ。それを隠し持って外にでると、担当レイダーさんがホメてくれました。なんでも、基本的に中に入った人間で生きて戻ってくる確率はかなり少ないらしいです。さらにご褒美として労働者の服をもらいました。正直奴隷の服とどこが変わったのかわかりませんが、名前的には1段階グレードアップしたことは間違いないと思います。思いたいです。

▲スチールヤードに入ってすぐ、クリーチャー化した友人を説得しようとする人間の姿が。クリーチャーのほかにも、武装した人間などがうろつく危険地帯となっています。

→なんと……主人公はいきなり剣闘士に!?（4ページ目へ）

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■対応機種：PS3

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■発売日：2009年12月3日

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