2009年11月30日(月)
京極夏彦さん原作の小説『ルー=ガルー 忌避すべき狼』をアニメーション化した『ルー=ガルー』が、2010年に劇場公開される。
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原題は、講談社ノベルスより2001年に発売されたSF小説『ルー=ガルー 忌避すべき狼』。極端な管理社会になった未来世界を舞台に、少女ばかりを対象とした連続殺人事件にまつわるストーリーが展開していく。
監督は、『RD 潜脳調査室』や『獣の奏者 エリン』のシリーズ構成を務めた藤咲淳一さん、キャラクター原案は『BLOOD+』の箸井地図さん、そしてアニメーション制作は『東のエデン』のProduction I.Gと、『獣の奏者 エリン』でProduction I.Gと共同制作を行ったトランス・アーツとなっている。そんな本作のストーリーと場面写真を掲載していくので、興味がある人はチェックしておこう。
物語の舞台は近未来。 世界中をパニックにおとしいれた殺人ウィルスの影響で、人口は激減。食料はすべて人工の物に変わり、人々は極力物理的接触(リアルコンタクト)をさけていた。さらに街からはリアルショップが消え、コミュニティーセンター(現在でいう学校)での接触以外はすべてオンライン上でのやりとりする――そんな世界になっていた。 そんな超管理システムの中で、リアルコンタクトを積極的にとっていた少女たちがこの物語の主人公。彼女たちの周りで起きた、少女ばかりを狙う連続殺人事件を契機に、彼女たちは閉鎖された世界へと立ち向かっていくことになる……。 |
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(C)京極夏彦/キティ・バンダイビジュアル・木下工務店・電通・ミクシィ
■映画『ルー=ガルー』
【公開時期】2010年予定
【スタッフ】(※敬称略)
監督:藤咲淳一
脚本:後藤みどり、ハラダサヤカ
キャラクター原案:箸井地図
キャラクターデザイン・作画監督:石井明治
音楽:SCANDAL
制作:Production I.G、トランス・アーツ
【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
牧野葉月:沖佳苗
神埜歩未:五十嵐裕美
都築美緒:井上麻里奈
麗猫:沢城みゆき