2009年12月4日(金)
――もしそれぞれのキャラクターが現代日本に生まれていたとしたら、どんな職業に就いていたと思いますか?
草尾 アドルはやっぱり……フリーターとかじゃないかな(笑)。定住せず、職人的で日本全国を転々としているような。1つのところに落ち着くような人じゃないと思います。いざという時にしか役に立ちませんから、彼。わりと主役にはなりにくいタイプの人として生きているんじゃないでしょうか。
植田 レアはハーモニカを吹くので、音楽家はどうですかね。みんなにハーモニカを吹いて歌を聞かせていたことを考えると、音楽家でしょうか。
喜多村 リリアは子どもなんですけど、無限の可能性を秘めていると思います。天真爛漫な性格で、わりと何でもできそうですよね。目の前の事件に果敢に飛び込んでいく性格なので「私も手伝いたい」とストレートに飛び込める彼女の性格だったら、芸能関係も、芸術関係も、OLでもいけると思います。
銀河 ダームは……。ダームですか……闇の整形外科医!(一同笑)
――最後に、CDを楽しみにしている方に向けてメッセージをお願いします。
草尾 ゲームをやったことがある方も、今回初めて『イース』の世界に足を踏み入れる方も、楽しめる作品に仕上がっています。ぜひ一度聞いていただいて、感想をお友だち同士で話し合っていただけたらうれしいです。
銀河 本当に取り扱いには注意してください。本当に石化されます。(一同笑)
植田 大人も子どもも、誰もがあこがれる王道の冒険物語ですので、いろいろな年齢の方に幅広く聞いていただきたいです。ぜひ『イース』を愛してください!
喜多村 ストーリーもキャラクターもすばらしい、この『イース』という作品なんですが、一声優オタクの喜多村としては、中の人たちが本当に豪華な作品だと感じていますし、ドラマCDということで“音声で楽しめる”作品になっています。この場ではハァハァできませんけれども(笑)。皆さんの美声を『イース』という作品を介して、より多くの人に聞いていただいて、どこかで喜多村と「あのシーンよかったね」なんてトークができるができるように、ぜひ聞いてください!
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この他の声優陣からも、感想などのコメントが届いているので、まとめて紹介する。
【質問内容】
Q1.収録を終えての感想
Q2.気に入っている、もしくは印象的なシーン
Q3.ファンの皆さんへひと言
フィーナ役:川澄綾子さん
A1.昔から知っている作品だったので、参加できて、とてもうれしかったです。
A2.最後のアドルさんとの別れのシーン。
A3.長く愛されている作品に出演できて、とても幸せでした。ゲームを知っている人も知らない人も楽しめる内容です。ぜひ、聴いてください。
ドギ役:玄田哲章さん
A1.しばらく会っていなかったメンバーと会えて、いろいろな話に花が咲き、楽しいひとときでした。もちろんドラマも充実していて、今回は過去の話です。ドギ22才、気分も若返ってよかったです。
A2.アドルのフィーナへの一途な想い。そして魔物との対決! アドルが窮地に陥ったとき突然現れるドギってカッコイイでしょ!
A3.冒険の旅と淡く切なく美しい恋! トキメキ感満載のドラマですよ!
マリア役:斎藤千和さん
A1.自分も参加していながら恐縮ですが、大先輩のお芝居をすぐソバで聴けて大変幸せでした。圧巻です。
A2.銀河さんのナレーションがすばらしすぎて、冒頭からうっとり聴き入ってしまいました。全部が聴きどころです!
A3.歴史ある作品に参加できて、大変光栄でした。確立された世界観なので、どなたでも楽しんでいただけると思います。じっくり聴いてください。
ダレス役:小杉十郎太さん
A1.昔ながらの(?)役者と一緒になれて楽しかったです。
A2.やっぱり僕と草尾くんの対決シーンでしょ。
A3.『イース』は本当にいいっす!
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