2009年12月24日(木)
──ミクさん、こんにちは。まずは近況を教えてください。
ミクさん(以下、敬称略):年末年始は旦那の実家に帰る予定なので、それまでに『Chain of Curse(チェイン オブ カース)』のストーリーを進めようとやっきになっていました。すぐに終わってしまったので残念ですが……、今回のストーリーは、鈴木大司教がシナリオを手がけているということもあって、今後の展開にすごく期待しちゃいますね! 新キャラクターも多数登場していて、凄腕のデビルバスターで顔が渋いクレハや、メガネっ娘のリン、ヤンデレっぽい血鶴(ちづる)など、みんな個性的でさっそく目を付けているNPCもいます(笑)。
▲『真・女神転生』シナリオ監修と、『真・女神転生』『真・女神転生II』『真・女神転生if』すべての悪魔設定を手がけた鈴木大司教こと、鈴木一也氏が『チェイン オブ カース』で新たな戦慄の幕を開ける! |
▲最近、新宿バベルの若者たちの間で奇怪なファッションがはやり始めた。それは、人間の肉体に悪魔を寄生させる施術“プチデモナイズド”。これにキナ臭いものを感じたスネークマンは、デビルバスターたちに調査を依頼するのであった……! ところで、写真左のフンドシNPCを見てあの男を思い出したファンもいるのでは!? |
──『イマジン』は本格的なストーリーがあるオンラインゲームのようですね。
ミク:そうですね。プレイヤーは悪魔を仲魔にできるデビルバスターで、エピソードと呼ばれるシナリオを通じて、崩壊したトウキョウの再生を目指していくんです。エピソードはact16まで用意されていて、人間と悪魔と神が織りなす物語や、巨大な陰謀、人間ドラマとか、シリーズ特有の単純な善悪ではない奥の深いストーリーを楽しめるますよ。ただ、家庭用ゲーム機のときと比べるとストーリーのボリュームに物足りなさを感じちゃうのは、仕方がないのかな……。
ビジュアル的に悪魔のインパクトが強いので、その影に隠れがちなんですが、登場するキャラクターもすごく個性的です。プレイヤーに進む道を示してくれる協力者がいれば、ちょっとした誤解から敵対する人などもいたりして、ドラマを盛り上げてくれますね!
▲『真・女神転生』ファンならご存知、悪魔の巣と化した東京に、米国がミサイルを投下しトウキョウは一度崩壊する。その後、メシア教団とガイア教団の激しい抗争が、神の怒りに触れてトウキョウは大洪水に襲われ、またもや崩壊。その後の世界が、『イマジン』の舞台なのだ。オープニングでは、『真・女神転生』の主人公と思われる人物の姿も……!? |
──ミクさんが好きな登場キャラクターを教えてください。
ミク:セツくん、ノーラ、ヨーコさんが好きですね。セツくんは、もう見た目がツボです。子供とは思えないほどクールビューティーで、そこはかとなく邪悪なオーラも!? 将来はこんな男の子が欲しいですね(笑)。
新宿バベルのノーラは、私が猫好きなので、可愛い見た目と猫語にノックアウトされました。ノーラのしている猫手袋が欲しいです!
ヨーコさんは、プロトピアという中立都市の武器屋で働いているお姉さんです。私のキャラはニュートラル属性なので、プロトピアのお店にお世話になることが多く、姉御肌のヨーコさんの修理成功率は頼りがいがあって素敵です。
──ミクさんにとって『イマジン』の世界観の魅力は?
ミク:やっぱりリアリティだと思います。日本の東京を舞台にしていて、新宿や渋谷といった知っている場所が登場するじゃないですか。身近な場所が舞台だからこそ感じられるリアリティと言いますか。オンラインゲームなので、普段の生活に密着すると余計にそれを感じますね。
▲某カジュアル系ブランドに似ているショップ・イワクロなど、細かい演出が積もってリアルな世界観を作り出していく。 |
■次は2009年で印象深いゲーム内イベントを聞いてみた!!■
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