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2010年2月9日(火)

宇宙世紀ファン必見! PC用オンラインゲーム『GNO 3』の魅力を完全解説!!

文:電撃オンライン

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■ソロモン、ア・バオア・クー、グリプスでの激闘、宿命の対決も

 『GNO 3』では1週間単位で大作戦が行われ、その成否でゲーム内の歴史が変わっていきます。資源地帯の奪還を目指す、地球連邦軍の“オデッサ作戦”は成功するか? ジオン軍は、はたして“宇宙要塞ソロモン”を守りきれるのか!? いや、ジオンの資源備蓄が本当に「あと十年は戦える」状態だったら、ゲーム的にちょっと困るかもしれないですが、それはいいとして。

 RPGで言うところの“クエスト”や“ミッション”に相当する共同戦闘を、『GNO 3』では“任務”と呼びます。自軍の拠点を守ったり、敵の輸送艦を襲撃したりと内容はさまざまですが、その中に“競合任務”といって、同じ戦闘をめぐって連邦軍とジオン軍で正反対の立場と勝利条件で参加する“任務”があります。それぞれの陣営のプレイヤーたちが、この“競合任務”を合計何回成功させたか。それが作戦の成否を左右します。

 “競合任務”にはたいていの場合、原作に出てくるパイロットとモビルスーツがNPC機として登場し、そうした有名キャラクターと一緒に重要な戦闘に挑みます。たとえば『0083』の時代の“トリントン基地”競合任務なら、オーストラリアにある連邦軍の基地からガンダム試作2号機を奪取して逃げようとするアナベル・ガトー少佐を、ガンダム試作1号機に乗ったコウ・ウラキ少尉やジムキャノンIIに乗ったチャック・キース少尉らが足止めしようとします。そして、まさにその場にプレイヤーたちの部隊が参加して、それぞれの立場で目標の達成や阻止を目指すという具合なのです。

『GNO 3』 『GNO 3』 『GNO 3』
▲作戦期間における所定のタイミングで、“競合任務”が引ける。原作のストーリーに基づいた戦闘を両陣営のプレイヤーがこなし、その達成数が作戦の成否に影響するという趣向だ。

 また、作戦の最終日には、両軍のプレイヤーが参加する決戦“大規模任務”を取得できる。両軍のプレイヤー部隊が直接戦闘する前哨戦を経て、主要キャラクター同士の対決にいたる“大規模任務”の流れは、迫力満点の演出といえるでしょう。たとえば“ア・バオア・クー攻防戦”であれば、ガンダムに乗ったアムロとジオングを駆るシャアがぶつかる場面で有意義な働きをするために、自部隊はどんな装備で臨むべきか? そうしたことを考えつつ、作戦の最終的な成功を目指すのです。

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▲ニューホンコンを舞台に、ガンダムMk-IIに乗ったカミーユと、サイコガンダムを操るフォウ・ムラサメが激突する大規模任務。それぞれの陣営に属するプレイヤーたちの支援が、対決の結果を左右する?

■ガンダム世界の歴史に沿ったストーリー展開

 最後の作戦と“大規模任務”を経て戦争の行方が決まると、『GNO 3』の世界は次なる時代へと移行します。地球連邦 vs ジオンの一年戦争は、ジオンの残党であるデラーズ・フリートと地球連邦軍によるデラーズ紛争へ、さらにエゥーゴ、ティターンズ、ジオン共和国という三つ巴のグリプス戦役へと、時代が移り変わっていきます。アムロ、シャア、ガトー、シーマ、カミーユ、フォウ……と、ガンダム叙事詩を彩るスーパースターおよび、その搭乗モビルスーツが次々登場するのは、PCオンラインゲームである『ガンダムネットワークオペレーション』シリーズで初の試みです。

 時代の変遷にしたがって、プレイヤーの属する陣営も移り変わっていきます。ジオンからデラーズ・フリートを経てアクシズと、敵役一筋に歩むのも一興、連邦やジオンからエゥーゴに転じてニュータイプの解放を目指すのも一興です。どちらが善玉、悪玉と、にわかに決められないのがガンダムという物語の魅力であり、プレイヤーはまさにその魅力を、ゲームの中で堪能することになるでしょう。いやまあ、さすがに作戦の真っ最中に寝返るのは、一部NPCだけのようですが。

『GNO 3』 『GNO 3』
▲自分の部隊が、時代の変わり目でどの陣営に属するかは、あらかじめ選んでおく。一度選んだ後でも直前まで選び直せるので、一緒にプレイする人の意見を参考にするのも現実的だろう。

■ノートPCで十分楽しめる動作条件も、見逃せない魅力

 ガンダム世界の魅力を丸ごと詰め込んだ『GNO 3』ですが、プレイに必要なPCのスペックは決して高くありません。美しい画面が楽しめる代わりに、CPUとグラフィックスカードにそれなりの性能を要求する“3Dモード”で動かす場合、CPUがPentium 4/2.0GHz以上、メインメモリが512MB(Windows Vistaでは1GB)以上に、グラフィックメモリ容量が128MB以上。おおざっぱに言って、5~6年前に買ったPCのスペックで事足ります。さらに“2Dモード”であれば、CPUがPentium III/1.0GHz以上、グラフィックメモリ容量は64MB以上で済みますので、Windows XP、Vista、7が正常に動作しているノートPCであれば、3Dグラフィックスチップを搭載していない機種も含めて、まず楽しめるはず。

『GNO 3』 『GNO 3』 『GNO 3』
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▲上段が3Dモード、下段が2Dモードの戦闘画面。2Dではさすがにやや迫力に劣るものの、前作『GNO 2』のボードゲームライクな2D表示よりも臨場感が増している。

 以前のニュース記事にもあったとおり、プレイを始めるのに必要なクライアントソフトは、サイコガンダム型USBメモリに入ったユニークなパッケージで7,329円(税込)。すでに、バンダイナムコゲームスの通販サイト・LaLaBitで予約受付が開始されています。自動進行型ストラテジーゲームでは、スタートダッシュこそ勝利のカギ。「サービス開始直前に買えばいいや」などと言わず、いますぐ予約が吉です。先行しすぎたところで、ギレン総帥に後ろから撃たれたりはしないと思います。たぶん。

 とくに難しい操作もなく、ちょっとした空き時間を使って自分の部隊のメンテナンスをするだけで楽しめる『GNO 3』は、仕事で時間がとれない人、他のゲームでがっつり時間を食われる人にも、安心して楽しめるゲームです。30周年という節目に始まる新たな宇宙世紀の歴史を、ぜひ一緒に体験しましょう。(トクワン和尚)

(C)創通・サンライズ

データ

▼『ガンダムネットワークオペレーション 3』
■メーカー:バンダイナムコオンライン
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7)
■ジャンル:SLG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2010年3月1日
■プレイ料金:クレジットカード決済 1カ月1,155円(税込)/コンビニ・WebMoney決済、ドコモ ケータイ払い 3カ月3,780円(税込)
▼『ガンダムネットワークオペレーション3 USBメモリパッケージ』
■メーカー:バンダイナムコオンライン
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7)
■ジャンル:SLG(オンライン専用)
■発売日:2010年3月1日
■価格:7,329円(税込)

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