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2010年3月3日(水)

【まり探】これぞ現代のハードボイルド――春休みには『銃声とダイヤモンド』を

文:電撃オンライン

 まり蔵探偵事務所

 新作旧作問わず、さまざまなミステリー・ホラー・サスペンス系のアドベンチャーゲームを紹介していく“まり蔵探偵事務所”。今回は、SCEから2009年6月18日に発売されたPSP用AVG『銃声とダイヤモンド』を紹介します。本作をめぐり、所長のまり蔵と依頼人のkbjが、ゲームさながらの熱い駆け引き(ののしり合い?)を繰り広げる!?


●まり蔵所長はキレるkbjを説得することができるか?

右京さんと薫ちゃんのコンビ復活を切に願っている、まり蔵探偵事務所・所長のまり蔵です。
はぐれたり、さすらったり、はみだしたりする刑事ドラマが大好きなkbjです。
最近よく登場するねえ。今年に入ってからの登場回数は、助手のごえモンくんよりも多いんじゃね?
“探偵事務所”ってうたってるくせに、探偵っぽいことまったくしてないから、わざわざネタを持ってきてやったんだよ!
おおう、正論すぎて反論ができん。
今日紹介するのは、SCEの隠れた名作『銃声とダイヤモンド』! 去年の6月に発売されたPSP用の交渉アドベンチャーノベルだ!! 交渉人になって、犯人と交渉して、つぎつぎと起こる事件を解決していくんだぜ!!!
そういえばkbjはこの作品を、2009年上半期No.1タイトルに選んでいたねえ。私もついこの間プレイしたけど、おもしろかったよ。
じゃあ、なんでまり探で紹介しないんだよ!
まあまあ、ちょっと落ち着くんだ。
おもしろかったんだったら紹介しろよ!!
まあまあ、冷静になって話し合おう。って、なんか犯人を説得する交渉人の気分になってきたぞ……。
まり蔵探偵事務所

●『銃声とダイヤモンド』ストーリー

 舞台は近未来の東京。警視庁刑事部捜査第一課の特殊捜査班“SIT”は、急増する凶悪犯罪の対応に苦慮していた。その解決策として、警視総監は民間の力を借りることを決断し、交渉準備室(通称:ゼロ課)を設立する。

 ゼロ課の指揮官・片桐勇作のもと、フリーランスの交渉人・鬼塚陽一、アメリカ帰りのプロファイラー・中村啓介、元組織犯罪対策部(通称:マル暴)の神崎ひろみ、元捜査第一課刑事部の高梨春らは、密輸拳銃をめぐる数々の事件を解決していくことになるが……。


まり蔵探偵事務所 まり蔵探偵事務所
▲プレイヤーは鬼塚となり、ゼロ課の専属交渉人として、さまざまな難事件を解決していきます。ゼロ課の役割は犯人の逮捕ではなく、一滴の血も流さずに事件を解決すること。ゼロ課のメンバーと協力して、事件解決を目指します。中には、邪魔をしてくる人間なんかもいますが……。
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▲物語は1章ごとに事件を解決していくオムニバス形式。しかし、それぞれの事件には共通点があり、ラストに向かって1つにつながっていきます。演出・シナリオを監修するのは、『かまいたちの夜』や『街』でおなじみ麻野一哉さん! 麻野さんの作品をこよなく愛するまり蔵とkbjにとっては、非常にたまらんシナリオ展開でした。

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(C)2009Sony Computer Entertainment Inc.

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データ

▼『銃声とダイヤモンド』
■メーカー:SCE
■対応機種:PSP
■ジャンル:AVG
■発売日:2009年6月18日
■UMD版 4,980円(税込)/ダウンロード版 3,800円(税込)
 
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▼『銃声とダイヤモンド オリジナル・サウンドトラック』
■発売:アニプレックス
■販売:ソニー・ミュージックディストリビューション
■品番:SVWC-7636
■発売日:2009年6月24日
■価格:2,310円(税込)
 
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