2010年3月4日(木)
ランダムダンジョンは、一般的なダンジョンRPGのお約束を踏襲しつつも、同社らしいアレンジが入ったルール付けがされている。特に、ダンジョンごとの凝ったギミックやボスマップ、レベルリセット時のステータスボーナス付加は、緊張感とやりがいを感じられるハズ。
ダンジョンを歩くのも、敵を攻撃するのも、何か行動を起こすと1ターンが経過する。これは敵も同様で、主人公が行動すれば、敵も行動する。周囲にいる敵たちの行動を先読みしながら進んでいこう! |
ダンジョン内で敵を倒して経験値を稼ぐのも重要だが、必須ではない。各フロアにある階段を使えば、次のフロアに進むことができる。敵には索敵範囲があり、主人公が視界に入ったり、味方の叫び声を聞くと駆けつけてくる。敵をやり過ごしたいときは、こっそり行動しよう。 |
ダンジョンには、敵に加えてワナやギミックが待ち構えている。ワナは避けたり、装備の特殊効果で無効化したりしよう。ギミックはフロアを攻略する上で重要な意味を占めている。ギミックは、ボスマップにも設置されており、敵を倒す以上に、このギミックを攻略することがクリアのカギとなる。 |
多くのダンジョンRPGでは、戦闘不能時やダンジョンのクリア時に、レベル1になって拠点に戻されてしまう。しかし本作ではダンジョンから出る時に、レベルに合わせて基本ステータスのボーナスがつく。ダンジョンでのレベル上げが無駄にならず、確実に次へとつながる仕組みだ。 |
これまでのダンジョンRPGと本作が異なるのは、マップに特殊なギミックが配されているところだ。主人公の足を鈍らせる小さなワナは序の口で、ダンジョン全体を通して大きなギミックが仕組まれている。たとえば、下の写真のダンジョンでは通路が一切なく、さらに浮島の間を歩いて移動することはできない。どうすれば攻略できるのか、ギミックと攻略法を紹介していく。
このダンジョンには通路がなく、他の部屋(浮島)に歩いて渡れない。その代わり、ダンジョンのあちこちには風船が置かれている。これを持ち上げると少しだけ宙に浮くことができるので、うまく使えば部屋から部屋へ、ぷかぷか浮かんで移動できる。 |
風船の浮上力は、あまり強くない。主人公が立っていた床の高さを維持して宙に浮かび、その高度で平行移動する程度だという。高い場所には、風船の力だけでは移動できない。このため、高い場所に行きたい場合には、近場の高台に上がり、そこから風船を使って宙に飛び立つ必要がある。 |
目的地に近づいたら、飛び降りればOK。着地点に敵がいる場合には、踏み台にしてさらに移動することも可能だ。 |
風船を持っていると、両手がふさがってしまう。ヘタに敵に近づくと攻撃され放題だ。しかも攻撃を受けると、風船の高度が一気に下がるので注意しよう。 |
この他にも特殊なダンジョンが続々登場。マグマの上を歩いたり、ボートで海を渡ったり、さまざまなギミックが待ち構えている。 |
本作に登場するギミックの最高峰が、各ダンジョンの最奥にあるボスマップだ。通常のフロアをすべてクリアすると、大掛かりなギミックがあるボスマップが姿を見せる。このマップでは、敵を倒す以上にギミックを解くことが攻略のカギを握っている。
マップ内をレザー光が駆け抜け、あちこちに鏡が設置されたボスマップ。中央の一角は奇妙な力に守られており、立ち入ることができない。どうやらギミックを駆使して、進入を阻んでいる力を無効化する必要があるようだが……!? |
変わってこちらは、海に浮かぶ潜水艦。数ターンの時間差をつけて降り注ぐミサイル攻撃や、広範囲に向けた放水攻撃を行ってくる。真正面から戦うのは分が悪そうだ。 |
ボスマップはまだまだ存在。巨大な植物が待ち構えていたり、謎の列車が登場したり……力と技と機転を駆使して攻略しよう! |
この『絶対ヒーロー改造計画』には、ストーリー用のダンジョンとは別に、自由に利用できるダンジョン・練武の洞窟が準備されている。普段利用する特訓施設もランダム性のダンジョンだが、練武の洞窟は多くの面で他のダンジョンとは異なる点がある。
練武の洞窟は、本作のダンジョンの中でも最大のフロア数を誇るため、最初からこの長丁場を戦い抜けるヒーローはいないだろう。だからこそ、現在の自分の実力を的確に知ることができる上、人体改造やアイテム収拾にも最適の場といえる。
ダンジョンを潜っていけば、敵もどんどん強くなっていく。知恵と力、どちらもあわせ持っていなければ進めない。 |
長丁場なので、食料調達は避けて通れない課題。新妻がくれる“愛妻弁当”も重要となるだろう。 |
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※画像は開発中のもの。