2010年3月12日（金）

昭和特撮の息吹ただようCG映画『プランゼット』が5月22日公開！

　コミックス・ウェーブ・フィルムが製作・配給する、粟津順監督の新作CG映画『プランゼット』が、5月22日より劇場公開される。

　『プランゼット』は、2053年の地球を舞台に人類の危機を描いた作品。キャストは、主人公の明嶋大志役が宮野真守さん、その妹・明嶋こよみ役が石原夏織さん。その他、竹内順子さん、津田健次郎さん、寺崎裕香さん、岩崎征実さん、屋良有作さんといった声優が顔をそろえている。5月22日に、テアトルダイヤとテアトル新宿をメインとする計7館で公開初日を迎え、その後も順次全国で公開されていく予定だ。

■ストーリー■

　2053年。突如宇宙より現れた謎の生命体の侵略により人口の大半を失った地球。人類の反撃作戦がことごとく失敗に終わる中、敵拠点を叩く最終決戦“プランゼット”が日本方面軍・富士基地で計画される。

　ロボット兵器の搭乗員・明嶋大志は失敗の許されない本作戦で基地の死守を命じられる。その戦いを前に、大志たった1人の家族である妹こよみを安全な火星へと避難させる。

　そして、人類の存亡をかけた作戦“プランゼット”がついに始動。出撃した大志たちは、圧倒的な数の敵と対峙する。果たして人類は危機をどう戦うのか――。


▲古きよき特撮映画へのオマージュが散りばめられた『惑星大怪獣ネガトン』を、1人で作り上げた粟津監督。『プランゼット』の制作では、粟津監督がコミックス・ウェーブ・フィルム内にチームを立ち上げ、CG制作には白組をはじめとした定評あるスタジオが協力参画、前作で注いだテクニックをさらに進化させているという。

　また『プランゼット』の主題歌が、元ちとせさんの歌う『竜宮の使い』に決定した。元さんが作品に寄せたコメントも到着しているので、以下に紹介する。

　今回インディーズ時代の大切な曲が主題歌に選ばれて、とてもうれしいです。『プランゼット』はすごく不思議で、でも決して自分たちの世界から遠すぎない未来を、改めて考えさせられる映画だと思います。映画を観てドキドキした心を、この曲が包んでくれるとよいなと思っています。『プランゼット』と『竜宮の使い』2つのパワーが1つになって、この曲が伝えたいこと、『プランゼット』が伝えたいことが、さらに太く深くなりますように。

元ちとせ

　現在公式サイトでは、主題歌バージョンの本予告映像も配信中なので、サイトへアクセスしてみてほしい。

　なお映画の公開に先立ち、CSの日本映画専門チャンネルで5月5日より前作『惑星大怪獣ネガドン』が放送される他、粟津監督とCX笠井信輔アナウンサーによる対談番組のオンエアも決定。この他、CSアニマックス・BS11デジタルでも前作『惑星大怪獣ネガドン』のオンエアが決定している。

(C)Jun Awazu/MEDIA FACTORY/CoMix Wave Films

■CG映画『プランゼット』概要
【公開情報】
●2010年5月22日より公開
　東京：池袋テアトルダイヤ/テアトル新宿
　神奈川：TOHOシネマズ川崎/TOHOシネマズららぽーと横浜
　千葉：TOHOシネマズ流山おおたかの森
　宮城：フォーラム仙台
　広島：福山駅前ピカデリー劇場
※東京の2館では2010年3月27日より特別鑑賞券（特典：予告編フィルムカット付き）を発売開始。詳細は劇場で確認のこと。

●2010年6月12日より公開
　愛知：伏見ミリオン座

●順次公開予定
　大阪：テアトル梅田
　栃木：TOHOシネマズ宇都宮
　茨城：TOHOシネマズひたちなか
　東京：お台場シネマメディアージュ

【スタッフ】（※敬称略）
　監督：粟津順
　CGディレクター：宮原眞
　CG制作：河合完治、竹内良貴
　マットペイント：丹治匠、島田美菜子
　制作協力：白組、太陽企画、マリンポスト
　音楽・効果：寺沢新吾
　配給：コミックス・ウェーブ・フィルム
　製作：コミックス・ウェーブ・フィルム/メディアファクトリー

【キャスト】（※敬称略）
　明嶋大志役：宮野真守
　明嶋こよみ役：石原夏織
　吉澤ユウラ役：竹内順子
　田崎剣役：津田健次郎
　佐河佳織役：寺崎裕香
　明嶋孝志郎役：岩崎征実
　吉澤方面総監役：屋良有作