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2010年4月14日(水)

ゲーム用の機能がさらに進化! 液晶TV『レグザ』春夏モデルが発表会で明らかに

文:電撃オンライン

 東芝は、東京国際フォーラムで本日4月14日に行われた“レグザ新商品発表会”で、液晶TV『REGZA(レグザ)』の2010年上期モデルを発表した。

『レグザ』シリーズ 『レグザ』シリーズ

 今回発表されたのは、『Z1』シリーズ(55V/47V/42V/37V型)、『RE1』シリーズ(55V/47V/42V/37V/32V/26V/22V/19V型)、『HE1』シリーズ(26V/22V/19V型)の3シリーズ15モデル。以下に、発表会の模様を掲載する。

 まず最初に姿を見せたのは、東芝 ビジュアルプロダクト社 映像マーケティング事業部 事業部長の村沢圧司さん。現在、世界的な液晶TVの需要が伸びており、市場規模は2009年度の1億4,200万台から、2010年度には1億7,000万台になることが見込まれているという。国内においてもエコポイント需要によって大きく伸長し、2010年度は過去最高の販売台数が見込まれるようだ。村沢さんは国内市場について「デジタルTV所有率は現在75%に到達しているが、2~3台目の購入ということで、今後も需要はある」と、販売台数が伸びる方向にあると予想していた。

『レグザ』シリーズ 『レグザ』シリーズ
▲村沢さんは、同社が5半期連続の黒字継続の見込みがある状況について「追求し続けてきたモニターの美しさとハードディスク録画対応という2点から評価されている」と分析していた。

 2010年度については、4つの戦略を上げた。1つ目の“LED戦略”は、2010年度の台数構成比で半分のTVをLED化するもの。LED化によって、業界トップクラスの薄さの機種がリリースされる。2つ目の“CELLレグザ戦略”は、2010年度下期にサイズや仕様拡充を図り、高画質3D対応のCELLレグザを商品化するもの。さらに、CELLレグザでつちかった技術をレグザに採用し、展開していくことを付け加えた。

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 3つ目の“3D戦略”は、同社ならではの高画質3Dエンジンを開発し、高画質な3D表現を実現するもの。それとあわせて、3D対応ブルーレイの商品化を4つ目に挙げ、東芝グループとして連携を取りつつ、ブルーレイの商品化に取り組んでいくことを明らかにした。最後に村沢さんは「先進的な商品を出し、さらに信頼を得るように努力する」と意気込みを語った。

 続いて登壇したのは、東芝 ビジュアルプロダクト社 映像マーケティング事業部 日本部部長の岡田淳さん。岡田さんは今春~夏にかけて発売されるラインナップについて、「リビングからプライベートルームまで、ニーズに合わせたものをそろえている」と自信たっぷりにコメント。同社が昨年度、市場をリードしたのには、『レグザ』が環境を配慮しつつも表現がキレイで、なおかつ録画対応TVモデルを多く出していたことを上げた。今年度のモデルはそれをさらに進化させ、次世代エンジンを搭載し、よりきめ細かい色再現や高速起動を行いつつ、番組表のスムーズな表示などを実現しているという。

『レグザ』シリーズ 『レグザ』シリーズ
▲岡田さんは、次世代レグザエンジンを搭載したラインナップについて「さらにキレイになっているだけでなく、TVの楽しさをより追求している」とアピールしていた。

 ネットワーク機能として、Windows 7搭載PCとの連動、レグザリンクダビングによるデジタル放送番組のダビングを説明した。大型モデルの売れ行きが伸びていることから、周辺機器にも力を入れていくようだ。高画質な『レグザ』を、より高いレベルで楽しめる純正シアターラックが発売される。

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 広告展開は、これまで同様にタレントの福山雅治さんが起用される。美しさを求める旅人・福山さんと、美しい画質で感動を提供し続ける『レグザ』を、“REGZA GREAT JOURNEY”というコンセプトで展開していくという。岡田さんは「『レグザ』が新しい旅に出ます。どうぞ、今後に期待してください!」と力強いコメントとともに壇上を後にした。

『レグザ』シリーズ

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