今週発売の『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』PSP版をおさらい

文：電撃オンライン

　スティングが企画・開発し、アトラスが4月22日に発売する『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』PSP版。そのゲームシステムを改めて紹介する。

　『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』は、2008年にスティングから発売されたDSの同名作品の移植版。マップ上の“ウィスプ”を操作して部隊を指揮し、古城を奪還することが目的だ。アクション要素とシミュレーション要素が融合した本作について、ゲームの流れを追いながら説明していく。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

　ゲームはいくつかのステージに分かれていて、各ステージの最初に“現在の”イベントが描かれる。舞台となるアーヴェンヘイムで何が起きているのかを確認しよう。

▲ゲーム開始直後、王の魂であるウィスプは、鎧をまとった女性・マリアに導かれて古城アーヴェンヘイムを目指す。一方、古城では枢機卿ケイプホーンの暗躍によって異変が起こる。

　イベント後、敵との戦いがスタート。まずは“タクティクス”で出撃ユニットや持ち出すアイテムを選択する。各ターンが終了したら、エンカウントスロットで次ターンの敵を決定。バトル（後述）とタクティクスを毎ターン繰り返す。

▲次ターンの敵をスロットで決める点が特徴。フィールドで撃破した敵は、スロットにKILLマークが付く。多くの場合、KILLマークをスロットでそろえることが勝利条件となるため、スロットも意識しながら敵を倒したい。

　バトルはリアルタイムで進む。PSP版では、アナログパッドを使ってウィスプを操る。敵が発射する弾を回避しながら味方ユニットに触れて実体化させ、敵を攻撃しよう。残り時間がゼロになるとターン終了だ。

▲残り時間は、ユニットに攻撃させると減る。ウィスプが被弾することでもが減ってしまうため、なるべく被弾しないようにしつつ敵を攻撃していこう。

　敵との戦いに勝つと、そのステージに登場していた人物などの過去が語られる。この“過去のイベント”で、古城に起きた異変の原因など、物語の謎が少しずつ明かされていく。

▲生前の王の姿が描かれることもある。ステージ冒頭の“現在の”イベントと、“過去のイベント”の両方を追えば、謎の核心に触れられるはずだ。

　過去のイベントを見たら、セットアップに移行する。ユニットのレベルアップ、アイテムの強化、ユニットの魂の継承（トランソウル）などが行える。これを終えるとステージ終了。次のステージに行くだけでなく、一度クリアしたステージでフリーバトルも行える。

▲トランソウルをすると、継承元のユニットが失われる代わりに、継承先のユニットが強化される。トランソウルをうまく使いこなすことが攻略のカギだ。

(C)ATLUS CO.,LTD. 2010

▼『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』

■メーカー：アトラス

■対応機種：PSP

■ジャンル：S・RPG

■発売日：2010年4月22日

■価格：UMD版 6,279円（税込）/ダウンロード版 4,980円（税込）

　

■PSP『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』の購入はこちら

• PSP『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』公式サイト