2010年5月28日(金)
バンダイナムコゲームスは、PS3/Xbox 360用ソフト『Knights Contract(ナイツコントラクト)』を2011年に発売する。
『ナイツコントラクト』は、“スラッシュ激痛アクション”と銘打たれ、豪快な武器を振るって敵を殲滅(せんめつ)する爽快感を追求したゲーム。舞台は17世紀のドイツ周辺で、当時のドイツにおいて熾烈を極めた“魔女狩り”や、ゲーテの戯曲『ファウスト』のモチーフになった“Dr.ファウストゥスの伝説”を下敷きにした世界観となっている。
本作の主人公は、処刑人ハインリヒと魔女グレートヘンの2人。プレイヤーが実際に操作するのはハインリヒのみで、グレートヘンはAIで動きハインリヒとともに敵と戦うことになる。ただしハインリヒは、”不死身”という設定通り死ぬことができない。代わりにグレートヘンのHPが尽きるとゲームオーバーとなり、プレイヤーは彼女を守りながら敵と戦う必要がある。
▲画面中央にいる巨漢がハインリヒで、彼が抱えているのがグレートヘン。緊急時はお姫様抱っこでグレートヘンを守れ! |
ハインリヒ・ホフマン 代々受け継がれる処刑人の家系に生まれた。彼は、ファウストの魔女告発委員会にそそのかされた教会の指示で、グレートヘン以下7人の“善き魔女”たちを殺す。しかしグレートヘンを殺した際、彼女に呪いをかけられて死ねない身体になってしまう。以後、それまで魔女を裁く側だった彼が、魔女の仲間として魔女告発委員会から追われるハメとなる。 追っ手を逃れ、100年間ヨーロッパ中をさまよった後、復活したグレートヘンと再会。呪いを解いてもらうことを条件に、復活した魔女たちに立ち向かう彼女の護衛役となる“騎士の契約”を結ぶ。 |
グレートヘン シュヴァルツヴァルト近隣を守護していた魔女。“世界魂(アニマ・デル・モンド)”と接触したことから、自然魔術の奥義、生命操作の達人となった。魔女告発委員会に狩り出され処刑される際、無実の女性や仲間たちを殺したハインリヒに不死の呪いをかける。 100年後、ホムンクルスの身体に転生して復活。不死身のハインリヒとともに悪のホムンクルス軍と戦う。ハインリヒに対しては、教師や師のような振る舞いを見せる。ゲーム中では積極的に行動し、特殊能力のウィッチクラフトを使い、ともに戦ってくれる。 |
プレイヤーの操作するハインリヒは、素手と武器を使ったアクションで敵と戦う。素手では、つかむ、投げる、引きずるといったアクションを扱い、大鎌では斬る、叩く、突くという攻撃を基本とする。さらに、グレートヘンのウィッチクラフトで大鎌を変形させることもでき、多彩なコンボアクションを繰り出すことが可能だ。
▲大鎌を一閃して、周囲の敵を斬り、吹き飛ばすハインリヒ。豪快なアクションが、彼の持ち味となるようだ。 |
対してAI操作のグレートヘンは、ウィッチクラフトを使ってハインリヒの武器を強化したり、まがまがしい仕掛けを生み出したりして、効果的に敵を倒す役割を担う。また、グレートヘンには簡単な指示を出すこともできる。
▲ハインリヒの鎌を強化したり、トゲだらけの仕掛けを生み出したり、ウィッチクラフトを使うグレートヘン。戦闘では彼女のHPに注意だ。 |
▲巨大な敵と戦う2人。ウィッチクラフトを扱うグレートヘンと連係したり、ステージ内のギロチンを利用したり、さまざまなアクションを駆使して戦えるようだ。 |
▲さらに、上の巨大な敵に2人が追いかけられるシーンの画像も。グレートヘンを守るには、彼女を抱えて逃げなければならない! |
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